私の競馬と有馬④2004年

2004年12月26日。

忘れもしない。私の「初・生有馬観戦」の日。

突然、この日に休みをもらえることになって、

静岡始発のこだまに乗って中山を目指した。

東京駅のとんでもなく長い通路を歩いて京葉線乗場へ。

周りは舞浜方面目的のお客だらけ。

舞浜に着く際、電車の車掌が「それでは、楽しい一日をお過ごしください」なんて

気の利いたことを言ってた。

しかし、船橋法典では「今日一日、馬券勝負頑張ってください」とは言わなかった。

寂しいものだ。

中山に着いたのは９時半ちょっと前。

しかし、スタンド前はかなりの人だ。

でも、午前中はまだパドックを往復できる余裕があった。

２Rの未勝利戦に出てきたディーエスハリアーの馬体がよくて、

軸にしたら結構美味しい配当にありつけたことを覚えている。

しかし。午後になって、馬券を買うのも厳しい感じになってきた。

仕方なく、この時点で後半メーンRまでの馬券をすべて購入。

この年の本命は、勿論「ハーツクライ」。某個人サイトのPOGで指名した馬で

新馬からずっと追いかけてたのだから…

レースは例のごとくでタップダンスシチーが逃げる展開。

しかし、４コーナーでゼンノロブロイが。

タップも粘った。しかしその後が来ない。そのまま終了。

ちょっと面白みに欠けるレースだったと思う。

こうして、私の初めての有馬ライブ観戦は、あっさり終わってしまった。

むしろ、記憶に残っているのは

法典駅への地下道（ナッキーモール）が、駅で入場制限しているおかげで

人が流れなくて、軽い酸欠のような感じになった事。

あの年の有馬のお客はそんなに多くなかったと思うけど、

それであの状態なら、翌年はどうなったんだろう、と思う。

淀も客多過ぎだと詰まるけど、あやしい商売の人たちを見てると

結構道中面白かったりするのだけど…あの地下道はちょっと怖い。

…馬券が当たっていれば、そんな事は思わなかったかもしれないけど。

最終回の明日は…２００５年の有馬！