私の競馬と有馬③1998、1999年
1998年12月27日。
もうこの頃は三重に居たのだけど
(当時の)嫁さんに実家への帰省を兼ねて、大阪に居ました。
よってこの日も朝から阪神へ。
この年の私の本命は「メジロブライト」。
クラシック戦線では後一歩の成績だったこの馬も、鞍上に河内洋を迎え
古馬戦線で活躍していた。
私がメジロブライトを応援するようになったのは
ブライトの兄・メジロモネの存在。
私が競馬を始めた頃、調教欄で坂路で古馬を突き放したデビュー前の(旧)3歳馬の名前を発見…
それがメジロモネだった。
ダート戦線で活躍(武蔵野S、ウインターS2着)などを覚えていらっしゃる方もいるのでは。
ちなみに私の生涯初の万馬券もメジロモネ@橿原S(馬連18,520円)だったので
それもまた思い出深い。
話を有馬に戻して。
このレースは①人気の菊花賞馬セイウンスカイが逃げる展開。
しかし、4コーナーで好位につけたグラスワンダーが直線抜けて、
メジロブライトの追撃を封じてゴール。
「3歳チャンピオンの復活走」となった。
ブライトは、中山が不向きだったと思うので仕方が無い。
よく追い込んだのだけど…
阪神のスタンドで「ブライト!」って叫びましたね。
ブライト流しの馬券、グラスにはちょっとだけしか買ってなくて、ややプラスでした。
翌年の有馬。1999年12月26日、この日も阪神のスタンドで観戦。
勿論私の本命は昨年に続いて「メジロブライト」。
しかしこの馬には出番が無かった。
グラスが直線抜け出して、「今年もグラスか…」と思ったところで客がどよめいた。
「ユタカ~!」そう、スペシャルウィークがとんでもない脚で追い込んでくる!
2頭はほとんど並んでゴールイン。
ゴール後、武さんはウイニングラン。
長い写真判定だった。しかし場内はみなスペシャルウィークの勝利を疑っていなかった。
しかし、判定の結果、1着にはグラスが上がった。
あの瞬間のスタンドのどよめきは凄かった。悲鳴というか。
だれも喜んでいる人は居なかったと思う。
あの時の連勝馬券は「複式」しかなかったので、どっちでもよかったという事情もあっただろうが、
それにしても皆落胆の表情一色だった。
ブライト軸の私は、武敗戦にちょっとだけ喜んでました…
2年分と言う事もあって、長い文章になりました。ごめんなさい。
明日は2004年の有馬記念。