※妄想中
1 和也
【香水茅】
和「潤くん?」
潤「お?ツヤツヤだな」
潤くんの言葉に
ちょっと
恥ずかしくなって
パッと
両手で頬にふれた
和「なっ////なんか違う?」
潤「ぷっ…あははははは」
和「なんで笑うんだよ!」
潤「いや…かわるもんだね〜!俺の教えた手練手管も役に立った感じそうだし?」
和「そ…それはまぁ…ありがとう。部屋も…」
潤「いーえ」
和「それよりも、大野さんは記憶…消しちゃった?」
潤「うん?してないよ…あのときとは違うだろ?ちゃんと大野さんはカズの客で、きたんだから」
和「けど…」
いつもだったら
この店から出ると
みんな記憶がなくなるようになってる
そう言う風に
魔法をかけてるからだ
潤「なんだよ?消えてるほうがよかったのか?」
和「ちがっ!…う」
潤「じゃあ、いいじゃねーか」
和「うん…ありがとう」
僕は首についてる
チョーカに触れた
和「ねぇ?翔兄たちは?」
潤「あぁ、さっき翔兄もまーの客も帰ってたとこだよ」
和「じゃあ、先に家で朝ごはん用意しとくよ」
潤「おぅ!片付けたらみんなで帰るよ」
和「うん」
僕は
この店の唯一のドアに手をかけた
そこに
繋がるのは
さっきの部屋とは違う
僕達が住む
家へと繋がっている
そう
僕たちは
普通の人間ではない
人に紛れて生きる
数少ない
魔法使いなのだ━━━━
続く