お知らせ | はらぺこピアニストの冒険

はらぺこピアニストの冒険

~ピアニスト都築れなの冒険記~
愛知県常滑市のピアノ教室
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先日の毎日新聞朝刊に掲載されています!皆様、是非お越しくださいませ✨







今回演奏させていただくシューマンのヴァイオリンとピアノのためのソナタについて、少し書いてみました。↓

ロベルト・シューマンはヴァイオリンソナタを2曲遺しています。いずれも1851年の作で、「第1番」作品105と「第2番」作品121。しかし、その他にブラームス、ディートリヒと共に合作したソナタ(F.A.Eソナタ)もあります。シューマンはその中の緩徐楽章とフィナーレの楽章を受け持ちましたが、その後第1楽章と第3楽章も自ら作曲し、新たなソナタ(第3番)として完成させました。この作品はあまり演奏されず、出版されたのも書かれた年からおおよそ100年後の1960年。

今回は「第1番」、「第2番」に加え「第3番」となる新たなソナタも演奏致します。
シューマンの書いたあらゆるものに、3つの人格が存在しており、外向的なフロレスタン、内向的なオイゼビウス、そしてまとめ役のラロと、彼自身が名前を付けて、作品の中で別の言葉を使い話せるように複数の分身を準備していたのです。彼の作品に見られる突発的で断片的で気まぐれなものはここから来ているのではないでしょうか。彼は最終的に精神の病で入院することとなりますが、その原因となった躁鬱病の症状が現れるはるか前から全作品に見られていた現象なのです。
私は、そんな感情的で人間臭く飾らない彼の作品に魅せられ、今まで様々な作品に取り組んできました。その中でも今回演奏させていただくヴァイオリンソナタは、私自身、苦悶や悲しみ、歓喜、そして極上の安らぎを強く体感できる独創性に溢れた作品です。心の奥深くに秘められた微かだけれどそれは確かな感情が、彼の美しく儚い旋律に誘われ、音として生まれた瞬間が至福のひとときなのです。

All. Schumann、どうぞ最後の1音までお楽しみ頂けますように。

2021年4月30日(金)19:00 愛知
2021年5月9日(日)14:00  埼玉
※埼玉公演はコロナ感染対策のため中止になりました



[ピアノ・ソルフェージュ教室]

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(都築れな)

 

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