臨月での死産。

お腹大きかったことは親戚も友達も
職場の人も近所の人もみんな知っています。
仕事は2年間休んでから復帰予定でした。

身近な人や親戚は母が伝えてくれて、
仲のいい友達には聞かれる前に自分から伝えました。
すぐに病院にお見舞いに来てくれたり、
電話くれたり、、
話を聞いてくれて本当にありがたかったです。


職場は出産翌日に直属の上司に電話で伝えました。
しばらくしてメールという方法もありましたが、
どう伝えようかモヤモヤする期間も耐えられなかったのです。
上司には事実だけ他の人に伝えてくださいとお願いして、他の人からのお気遣いのメールはお断りしました。
1回1回返事する言葉を選ぶのは
悲しみで耐えられないと思ったので。




みんな私と娘がかわいそうと思うのかなぁ。
なかなか経験することのない状況の私に対してかける言葉を選ぶのもむずかしいはず。
みんなの優しさはうれしい。。

でも本当に私はかわいそうなのかな。。
なんだか違和感を覚えます。。


たしかにかわいい娘が死産となり
もう抱っこすることはできない。
これは耐え難く辛いこと。
声を聞きたかったとも思います。


でも、100%かわいそうなわけじゃない。
れなが宿った時から人生でいちばん幸せな時間を過ごせたんだから。
豊かで温かい心を知る事ができたんだから。
世の中の穢れを知らない無垢な心で天国から全力で応援してくれる天使がいるんだから。
れなを思って悲しむ時、笑顔になる時、彼女が空から語りかけてくれるから。


自分の強い分野で試練が与えられる。
より強くなるために。
より愛を感じ、与えるために。

今回の試練で気づかされたこと、、

それは
 私の周りは愛で溢れているということ。


れなはそれを気づかせてくれて、
さらにみんなで困難を乗り越える大切さを教えてくれたのです。

だから、私はかわいそうなんかじゃない。


れな、大好き。