博物館を出た後、予定をお訊ねしたら「特に」との事。コソッと倚松庵についてお話ししたら「いいよ」でGO! 阪神魚崎駅から歩いてすぐのところにありました。元々昨秋一人で来る予定だったけどコロナに罹患してアウト。
やっと来ることができた!
私の年代で小説好きなら一度は通る道、谷崎潤一郎の旧居です。ワタシ的には耽美派にどっぷりハマりましたし、今も基本的に私自身が耽美派です(羞)。このお宅は谷崎が「細雪」の舞台にした建物。「細雪」は19歳時と一昨年で都合2回読んだのであらかたは覚えています。案内人の方が「あのシーンはここ」など紹介して下さったので楽しく過ごさせていただきました。
さて、この地図を見て下さい。明治~昭和初期、「日本一の富豪村」と呼ばれたエリアです。🟥が倚松庵、🔴が天下の「灘高」!
今の田園調布や六麓荘とは桁の違うとんでもない邸宅群で、一番大きな久原邸に至っては敷地面積3万坪! ちなみに⭐️(赤星)が50年近く前の浪人時代に住んでたところです。
その後はJR住吉駅から再び三宮に戻って夕食にチャレンジして大外し(爆)、久し振りにトアロードデリカテッセン、さらに大丸まで足を伸ばして地下を物色し、元町駅からJR山陽線~赤穂線経由で帰って来ました。
デリカテッセンのソーセージ....こいつは美味しいんです!
そして!
NUTS LAB
ピスタチオバターサンド、こいつも最高です!
ところでこの路線地図を見ていただきたい。
在来線は東岡山~相生間に2線ある。北側の山陽線と南側の赤穂線、距離は変わらず運賃も同じ。ただおそらく駅数の関係から赤穂線の方がちょっと時間がかかる。で、問題なのは岡山~姫路間はどちらを利用しても必ず乗り換えが必要になる事だ。直通便は無い。上りも下りももちろん同じ。管区みたいなもののせいだろうと想像はするが、令和の時代にそれは無かろ!
素人の怒りです(爆)