神(技)にお逢いできた翌朝、facebookをチェックしてたら御室桜が満開とか。おいおい、美術館とか言ってる場合じゃないぞ。いや、でも熱田神宮は絶対外せない....って事で8時前にホテルを出立、名鉄二駅であっという間に着きました。正面は、

 

 

 

 足を踏み入れましたが、

 

何という静謐さ

 

まさに神域。下世話なものが何もありません。伊勢神宮だってもっと色彩豊かです。で、こちらも鳥居に何も書かれてません。そんな物要らない、って感じ。神職の方もそんなお話をされてました。

 

 

 拝殿も畏るるほど静か、懐の深さを感じさせます。

 

 

 東側に抜けて少し外周を歩いてみましたが、森はどっしりと体積を感じさせ、やはり来て良かった!!

 

 

 名古屋駅にとって返して、朝食がわりに地下のお店で蕎麦をたぐり、新幹線で京都へ。

 

 

 

 昨日と同様今回はホントに運が良い。新幹線の隣の席には30代と思しき派手な美人。E席の私がD席にバッグを置いていると後から乗り込んできた客が通路に立ち止まりました。もしかして、と振り仰ぐと「この笑顔を見せれば男はみんな言うことを聞く」レベルの笑顔を無言で向けてきました。私も満面の笑顔で応じ荷物を引き取ると、座った女性が私の時代でいうところのホットパンツ姿で美しい太腿が剥き出し。どうやらダンサーさんのようでスマホでダンスシーンの映像をしきりに見てました。前日のプリーツスカートも嬉しかったがこの生太腿も甲乙付け難い。

 

なんて良い旅だ(萌)!

 

 

 花園の駅で娘と待ち合わせ徒歩で仁和寺へ。「え? 遠い」と思ったら前回は嵐電で来たんでした。

 

 

 27℃の暑さの中やっとの思いで着いた仁和寺は人だらけ。拝観チケットを買うのに結構な行列を並びました。でもその甲斐は十二分、御室桜をはじめまさに春爛漫! コロナ初年度の2月に訪れた時とは別世界です。

 

 

 ソメイヨシノが軽薄に見えてしまう仁和寺の桜の数々、当に “ 花の仁和寺 ” の面目躍如と言ったところ。熱田神宮では巫女さんの袴の赤だけが浮き上がってたのに対し、ここ仁和寺は桜色一色。予定を変更してここにしたのもまた大正解でした。

 

 

 

 国宝の金堂なんか思いっきり並んでます。コロナ初年度の2月は同じ時間帯でもこんな感じでした。

 

 

 

 午前は日本有数の縁起をもつ神社、午後は御所並みの格式を持つ寺社。たった二つしか回らなかったけど今回はこれでよしとし明日。龍安寺まで歩く気力は....ありません。

 

おみやをゲトした後はお昼の場所へ。娘が上司から紹介されたという隠れ家へ。

 

 

 

 本当に小さな町の住宅街の一軒家。娘のために昼懐石を出していただいた。

 

 

 ありきたりで(御免)目を見張る様な物では無いけれど、昨夜贅沢な食事をさせていただいた翌日でもあり、むしろ食べ過ぎたくらいです。

 

 さらに、食べ終わってタクシーをお願いしたところ「亀岡でももクロのライブがあって空車を回せません」と断られたらしく、近くの駅までお店のクルマで送ってもらいました。

 

 行きもそうでしたが、渡月橋や嵐山の観光は時期的に終わったみたいで嵯峨野線の乗降客はホントに少なかったです。座れないものと覚悟していたのに拍子抜け、ところどころにいたピンクのもののふが痛々しい....

 

 足もそろそろ痛くなったし靴も心配なので新幹線の予約を変更して5時には自宅に辿り着いたのですが、このゼロサム社会では最後に帳尻合わせがある訳で、京都~岡山の隣客は私と同年輩の男性。これがイカ燻みたいな物をつまみに缶ビールをガンガン飲んでて(一瞥もくれて無いが)とにかく鬱陶しかった。ねっちゃねっちゃ音立てて喰うなよ(汚)

 

 

 

 なお、この日は奥様も京都にいらしたようです。もっともあちらは宮川町の京おどり見物、鼓のお師匠さんの知り合いが宮川町の大きなお茶屋さんの女将らしく、駅まで舞妓さんが迎えにくるような大接待を受けたらしいです。贅を凝らしたお茶屋さんの話を聞かされると....

 

フツ〜おとこがお茶屋、おんなが花巡りだろ

 

この辺の逆転がえすくれめんと家です(爆)