トイレの中で伊藤礼センセイの「こぐこぐ自転車」を読み返している。
最近は、💩の出が、すこぶる調子がよくて、いちページも読み切らないうちに
トイレから出てきたりする。
だから一向に前に進まない。
たまに用を足したあと、そのまま、しばらく読みふけってたりする。
キリのいいところまでね。
不思議に思うのは本や漫画をトイレで読んでると、ほんとにスムーズなことが多い。
スムーズじゃない時もたまにはあるが・・・そういう時は諦めてさっさと
トイレから出てくればいいだけの話だ。
あの、本を読んでると、もよおす感覚はなんなんだろう。
本の匂いなのか・・・印刷の匂いか?はたまた紙の匂いか?
そう言えば本屋に入るとトイレに行きたくなるのは何故か?
その問題は1998年のはじめから、いくつかのTV番組や週刊誌にとりあげられ、
話題になっていたらしいが、この問題の発端はそれ以前にさかのぼるようだ。
発端は昭和60(1985年)に『本の雑誌』に青木まり子の名前で投稿された
体験談が基になっていて、このことから「本屋に入ると💩がしたくなる」ことを
『青木まり子現象』と呼ぶようになったらしい。
たまたま彼女が投稿したことで彼女の名前が付けられた現象として
知られるようになったわけだが、それ以前にもこの現象を体験していた人が
多くいたことは想像に難くない。
声を大にして世間に訴えた物好き・・・勇者がいなかっただけのことだ。
僕も青木まり子現象という名称を知る以前から経験をしているし、
身近な人々からも本屋で💩がしたくなるって話をよく聞く。
かなり多くの人々は本屋に入ると💩がしたくなるようだ。
それでは何故💩をしたくなるのか。
この原因は何に基づくか、について青木まり子現象と命名された時期から
色々と議論されてきたし、それ以後もこの議論が続けられているようだが、
議論が進むわりに結論が出ないし、議論自体にも進展が見られていない。
ま、命に関わる問題でもないし、そんな論文を発表したところで
金にもならないし誰も得も損もしないだろう。
で、冒頭に戻るわけだが・・・僕的には
トイレに入って本や漫画を読むと💩が出そうになる現象は・・・
『青木まり子現象』から来る一種の条件反射ではなかろうかと
結論づけるわけである。
しかしながら、それを結論づけたからと言って、トイレで💩がスムーズに
出なかったらなんの意味もなさないのである。
さて、「こぐこぐ自転車」を完読するまでに、あと何回トイレに篭ることに
なるのだろうか。