夢が、踊りだす。




今日はお休みだったので、映画館へ…。
{C76B0CFA-7769-4CEB-AEC0-751EB23E6390}
またマーチン靴ずれで、水ぶくれ( ˙-˙ )

proto(egg)product project の牛乳こぼし部バッグ連れて行けてるんるんでした。
{11E44E29-120A-4CE8-81AF-DA9DE4310F37}





昔から貧しさを抱えていたバーナムは、最高のショーの成功へ奮闘していた。
ユニークな人材を集めたサーカスはヒットするが、非難も多く様々な困難が待ち受ける。


ミュージカルものはだいたい泣いてしまうので、かなり期待していた映画でした。

“ようこそ”とはじまる歌声に最初から引き込まれて、どのミュージカルシーンも熱量に圧倒されるばかりで。

親にも見放された出演者が、はじめて浴びた愛は拍手だった。
それはどんなに かがやきやさしく、クレイジーなんだろう!
おもわずステップを踏みたくなるような情熱が、劇場やテントにはあふれんばかりに踊っていました。


だけれど、
いまいちご都合主義に納得がいかず、実話という事実に驚かされた。
誰もがしあわせになったお話では決してないのかなあと。
きっとまだ、これからも、救われない涙がある。

ぞっとするほどの鮮やかなミュージカル、それ以外のシーンでも完璧を成り立たせてくれれば、ありきたりなあざとさをもう少し削ってくれれば、わたしはうんと泣いたかもしれない。



ハットとステッキとグラスがつないだ「君のままで」というメッセージは、
きっと誰かの“夢”の一歩になったと思う。
主人公であるヒーローは、もしかしてわたしなのかも、と。
満ちてゆく幸福と未来に、理屈なんていらないことを、この映画はささやいてくれます。

あそこでうまれた夢が、永遠でありますように。
そして、あの場所が、いつまでもゆめを後押しし続ける、“グレイテスト・ショー”でありますように。






れな