東京都の土壌で放射能セシウムの濃度が1キロあたり3千ベクレムを超え、東京電力福島第一原発により近い茨城県より高い地点があることが、近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)の調査でわかった。
濃度は高い場所でも福島市の9分1ほどだが、茨城県や埼玉県の一部の2~6倍。放射能による土壌汚染は、原発からの距離が同じでもばらつきが大きいことが指摘されてきた。
東北3県と関東6県は、農林水産省の指導で水田や畑のセシウム濃度を調べているが、都は事故後の土壌調査をしていない。
山崎教授らは、4月10日~20日に採取した東京都の4地点を含む首都圏の土壌試料を分析した。東京都江東区亀戸で1キロあたり3201ベクレル、千代田区の二重橋横で同1904ベクレルだった。原発から約55キロの福島県南部(同市光が丘)の土壌は3月19日時点で同2万7650ベクレル。都内より福島に近い茨城県神栖市は同455ベクレル、ほぼ同距離の埼玉県朝霞市は484ベクレルだった。放射性ヨウ素も同様の傾向だった。
単位面積あたりに換算して農水省などの調査とそろえると、都内の土壌セシウム濃度は稲作禁止の制限の20分の1以下だが、1960年代の大気圏内核実験で年間に降った量の3~10倍あった。
山崎教授は「放射能物質を多く含んだ雲のようなもの(プルーム)が飛来した地点では、局地的に土壌の放射能が高濃度になる。首都圏でも細かい状況調査が必要だ」と話す。京都市である国際分析科学会議の緊急シンポジウムで24日発表する。(朝日新聞)
福島原発の放射能物質の拡散は予想以上に広がっている事が判ってきた・・・
情報隠蔽や意図的に計測しないなどして、隠していた部分が見え始めた!!
土壌・大気・海洋汚染は深刻な状況だ!!
気になって買ったガイガーセンサーの値も怖い数字になっている・・・(都内在住)
このまま放射能の放出が止まる気配のない状況では汚染はさらに深刻度を増すばかりだ!!
首都圏3600万人の退避などパニックもそうだが事実上無理だ!!
しかも今日本で公表されている放射能物質のデータのほとんどが
放射性ヨウ素とセシウムばかりだ・・・
ストロンチウム・プルトニウム・ウラン等、人により害のある物質の検出データがない!!
何故か海外では「フクシマ」からのデータが開示されている
プルトニウム・ウランはグアム・ハワイ・アラスカ・カリフォルニアで計測され
過去20年では逆L字型の飛び抜けた高い数字を示している!!
国内でも即刻公表すべきだし、情報を開示する義務が菅総理・政府にはある!!
計測してないのであれば即刻計測すべきだ!!
また公表データが古い全くもって問題だらけだ!!
知らない事・知らされない事は恐ろしいことだ・・・
「風評被害」という言葉が死語になるくらいの状態だ!!
先人達から学んでいることは多いはずだが
全く活かされていない!!
おそらく後々公表していないと問題になる事が
明白なデータは人知れずわかりづらく公表されている。
文科省のサイトで拾える土壌汚染データ
「WSPEEDI」と「航空モニタリングデータ」を散見すると
チェルノブリとの対比をすると恐ろしいデータが出てくる!!
東京でもすでにチェルノブイリ事故の第三区分(放射線管理強化エリア)に入る
こと深刻だ!!
「学校の基準値」25人に1人の子どもをがん死させるレベル
「食品・水の基準値」国際基準より数十倍ゆるい
は早急に見直し、徹底的な放射能物質の除去・排除に力をいれていただきたい!!
チェルノブイリの時は370ベクレル超えたら日本は輸入禁止したのに、
今回の原発事故以降、急遽2000ベクレルまでは安全と言っている。
日本政府は基準値を上げるマジックで被曝スクリーニング検査も基準値を8倍に原発で作業する人の限界も2.5倍に何も無かったかのように誤魔化している!!
全くナンセンスな話で呆れるばかりだ!!
事実上脱出不可能な首都圏内3600万人に対してどう対応・対処していくのか
今後の菅総理・政府に注視が必要だ!!
非常時の準備しない事に越した事はない!!
9月1日「防災の日」今から88年前、関東大震災の起きた日だ
犠牲者10万5000人、帝都復興費は7億円(当時の国家予算の一年分の半分)復興歳月は7年かかった・・・
その時の教訓・標語は「忘るなあの時、備へよこの時」だった・・・
全くもって風化してしまった・・・
先人の知恵「備えが必要」重要なキーポイントだ!!