二つの大罪、と書けば、そりゃあもう、これですよね。

1.ブログの更新、ちょうど二年ぶり。
2.ホームページ、いつの間にか削除(期限切れ)。

まあ、僕も久しぶりにあけてみてびっくりですよ。
ブログは完全にスポンサーページみたいなリンクだらけになってるし、
ホームページはデータを保存する間もなく、勝手に削除されてるし。
(リンクを張ってくださった皆様、また作ったらご案内しま~す)


でも、今回の二つの大罪は、そういうことではなくて、なのですよ。

音楽をやっていて、特に今年(去年?)はこう思った。

・二つの大罪

1.譜面(スコア)を読んでこない
2.宴席に参加しない

いずれも、私自身がおかした罪です。懲役25年、執行猶予永久です。

譜面読む。スコアを確認する。自分がどういうことをやるのかできるだけ理解する。
別に夜遅く帰って楽器が吹けなくたって、これくらいはできるのさ。
眠い目をこすって、やってみたらいいんだよな。それやらなかった。

練習しない、譜面読まない、ということよりも、重い罪がある。
これは懲役刑になる。かなり重い足かせがはまってしまう。

練習以外に、団員と何かを共有できる場というものに、参加しない。
一緒に食事をする、一緒に風呂に入る、一緒に釣りに行く、一緒に山へ登る、
一緒に海で泳ぐ、一緒にドライブする、一緒に酒を飲む、一緒に吐く、一緒にタクシーで帰る、
一緒に終電逃す、一緒に始発も逃す、気がついたら一緒に昼時駅のベンチ、などなど・・・。

練習では音楽を通じて音のやり取りをして意思疎通を図るけど、
それ以外では、結局言葉を掛け合ったり、相手の顔を改めて確認したり、っていうことしますよね。
何か別の意味で、一緒のものを共有すると、いろんなものが見えますよね。
老若男女、プロアマ、上下左右、士官兵卒、士農工商問わず、同じ釜の飯を食う。
なんと大事なことか、と。

それをしないとどうなるか。
とっても音楽がぎこちなくなり、よそよそしくなる。

そういう残念な瞬間を、残念なことに体験してしまった、ということが、
去年一年間ずっと思い続けていた、僕の反省。


しかし、諸事情あり、とはいってもなかなかそれも満足にできない中、
紆余曲折のなかでたどり着いた、先日の音泉の演奏会。

本番三日前、弦楽低音大将から一言、

「そろそろ本気になってもらわないと、困ります」

リハで悶々とふらふらと中途半端な音を出している低音木管兵卒に、
後ろの金管低音客演軍曹が一言、

「らしくないっすね。どうしちゃったんすか」

言われちゃった。本番直前なのに。

久々に、死ぬ気で吹いた。死ぬかと思った。
終わって疲れて?酒も回らなかった(結果的にはつぶれたけど、あ、回ったのか)。

身辺がいろいろあることに、心配をしつつも厳しい言葉をあえてかけてくる。
そう声をかけてくれる人が何人かいたけど、それが、すごく励みになって、
それが下支えとなって、頑張れた。

そんな人間のやりとりのなかで「生きる」ということをすごく感じた先日の演奏会でした。

そう、明日も元気よく、生きるのだ!!
演奏会の聞いた後は、打ち上げまで参加してしまう悪い癖のある私ですが、
やはり例外なく参加してしまいました。そして皆様の予言どおりとなりました。

演奏会終了後、音泉の皆様ともご挨拶して、また来月の再会を約束し、
チケットをご用意いただいたK山夫妻に市内まで車で連れて行かれつつも、
酒の師弟同志であるK山氏と連携して「ウコンの力」で武装し、いざ鎌倉って感じに(笑)

まぁ、酒の席ではM山先生はじめ、いろんな方々といろいろお話できて、
ラッパのI倉さんも、いい具合に僕に絡んで絡まれてくれたし、
おいしいお酒も飲ませていただいて(酔った勢いとはいえイッキしてすんません!)、
あずさの終電も逃して(あれ?前に新潟高田でも同じことしたな・・・)、
結局皆さんの予言どおり、K山邸にお泊り決定。

二次会はシャンパンポルカK平邸で催され、夜中の3時くらいまでとことん飲み明かす。
コンサートの録音聞いたり、写メ送りまくったり、メアド交換したり、飲んだり踊ったり、
在京のT村さん泣かせたり、諏訪の片倉館組に写メでちょっかい出したり、
それはもう酒の師弟ならではだったそうで・・・(某ミ○コさん談。ちなみに二人ともほとんど覚えていない)
でも、僕らだけじゃないぞ。みんなおかしくなってたぞ。T島クンとか。

そんなわけで、K山邸に移動し、
裏の部屋から布団を運び(その途中の段差で転び捻挫。全治一週間)、
師弟二人並んで洗面所で歯を磨きながら、
なんでお泊り第一号(改築したばっか)がお前なんだと、K山氏に文句言われながら、就寝。
翌朝10時に起きたが、僕はここがどこかわからず、起こしに来たミ○コさんに、聞く。
「ここは、K山邸で~す。」
少しずつわれに返り、コーヒーとりんごをご馳走になりながら、
なぜか去年の松本公演のDVDを見ながら(その時使ったスピーカーが素晴しい!)至福のひと時。

改築したばかりのご自宅もよくみる(元不動産屋のくせ)と、
中がコンクリートむき出しなのに、丁寧にハツってあって(お父様の手によるらしい)、
これは、I長社長きっとみたら喜ぶよ。すごくかっちょいい。

その後、温泉とお蕎麦をご馳走になって(蕎麦うまかった~)、至福のひと時再び。
帰りのチケットを金券ショップで買うと随分(2000円近く!)安いという情報まで教えてくれて、
手取り足取りK山夫妻にお世話になりながら、昼のあずさで一路東京へ。いや、名残惜しい。
ほんと、いろいろありがとうございました。この場にて感謝感謝!

なんというか、この旅で人間の面白さや懐の深さっていうのを改めて認識し、
自分のこれまたなんと小さなことよ、と自嘲しつつ(はぁぁ~)、
また、みんなと会えることへの喜びを心に秘めて、次はもう少し成長しなきゃと思いつつ、
これまた夜の飲み会(4日連続)に備え、あずさにて睡眠をとる、月曜日の午後でありました。
先週末の日曜日は名古屋経由「しなの号」に乗って信濃松本へ行ってきました。
某M響のニューイヤーコンサートを見に行くためです。

もうすでに始まってから28回目ということで、今回が私は初めての体験ですが、
地元の皆さんもその楽しさというか面白さを求めて、開場前から列を作っているという状況。
定期演奏会より人が集まるらしい(おいおい定期も頑張ろうよ・・・)。
こりゃ、期待できるぞ!っと胸を膨らませていると、開場。

ミ○コさんにチケットを用意していただいていたので、ありがたく頂戴し入場。
ロビーコンサートがお客様をお出迎え(こういうのもいいね!)。
でも、ロビコンメンバーはほとんどが知っている(つまり音泉の)人たち・・・。
あの、いきなり身内感たっぷりなんですが・・・。ま、楽しそうだからいいか。

そうして某K師匠が乱しまくっているロビコンを隅っこでニヤニヤ見ていると、
これまたどっかで見たことある人が入り口よりご入場。在京のはずの音泉事務局長がいた!
気付くかな~と思って熱い視線を送っていると、・・・気付いた(笑)
高らかな笑い声と共に現れた局長と、乱れまくりのロビコンを一緒に楽しく鑑賞。

ホール自体も結構大きなもので(主ホールと言うらしい。大じゃないのね)、
舞台と客席の距離感をあまり感じさせないような造りになっているように感じた。
ささやかに指揮台のまわりに花が添えられている。これだけでも随分華やかになりますね。

前半はスッペに始まりツィーラーとヨハン・シュトラウスのワルツ・ポルカを演奏。
少し、硬く感じたけど、それでも期待していた三拍子は、期待通り(笑)。H科さんやるなぁ!
後半はオッフェンバックの天国と地獄に始まり、否が応でも盛り上がる。
前半手堅かった巨匠が「ここで動いたか!」すべてはここのために、って感じでしたね。

やっている団員としてはワルツ・ポルカをやり続けるのは結構辛くて、
お客さんも飽きてしまわないかななんて心配してしまうんだけど、心配要りませんぜ。
音泉特別顧問のK平先生の話も、いつものように冴え渡り、全く聞き飽きず面白いことばかり。
でも、本日一番の「オオウケ」はこんなもんじゃなかった・・・。

それは、アンコールのシャンパンポルカ。
指揮者はちょっとした小道具を使って、シャンパンを開ける音を表現するんだけど、
ポルカの終盤になったその時、前述の特別顧問が本物のシャンパンとグラスをカートに載せて登場!
しかも、Yシャツ黒蝶ネクタイに、黒い前掛け(奥様手作りとの噂)を纏っての登場には、
会場にいる全員が、というよりM井事務局長が例の高笑いで大喜び!!(お兄さん笑いすぎダョ・・・)
しかもK平先生もうまいこと最後のタイミングでシャンパン開けてしまうんだ!
(先生、随分練習でシャンパン開けたんじゃないですか?)

そんなこんなで、楽しいことばかりの演奏会でした!
どう、皆さんうらやましいでしょ?来年はみんなで大挙して押しかけましょうね!
お正月の挨拶は前回済ませましたが、
皆様改めまして今年もよろしくお願いいたします。

年が明けてからというもの、怒涛のごとくいろんな体験をしました。
年末年始は精神的にどうも安定しなくて、年越してから体調崩したし、
音泉の練習があって本番があって、飲み会ももちろんいつもと変わらずやっつけて(笑)。

従姉妹の結婚式があって、新潟の血筋の親戚飲兵衛たちが集まるヘビーな飲み会とか、
音泉メンバーのイレギュラーな飲み会が何回かあって、それ達が思いのほか楽しくて。
年があけてからというもの、連チャンで6時間級の飲み会が続きました(ふぅ)。
おかげで少しお酒に強くなったかも(笑)

この週末は、浜松の旧友に会いに行き、名古屋経由で松本に行ってきました。
浜松は当然「城」を見に行くのも目的の一つ。出世城ですよ!
浜松の戦友は、この不況の中とはいえ何とか生きているようでした。
朝方まで音楽の話で持ちきりで、どんなことをやれば尻の重い僕らはわくわくできるのか、
ということを延々と語りました。全く面白いやつです(一宿の恩義は忘れぬぞ)。
でも結局結論は出なかったな(笑)毎度のことながら。

松本へ何をといえば、それは松本交響楽団のニューイヤーコンサートに行くためです。
これはもう28回目を迎えるコンサートで、以前からうわさは耳にしていたのですが、
仕事の都合があって(あと距離的な問題もあって)聞きに行けなかったコンサート。
今回、ようやく夢かなったわけです。
めちゃくちゃ楽しかったですよ。音泉事務局長と二人でニコニコ堪能しました!
これは来年も行かねばなるまいて・・・。

松本での細かいこと(アルコールがらみ)はいろいろあったんでまたまとめることにしましょう。
みなさま、明けましておめでとうございます。
今年も気が向いた時に隠れ部屋こっそり更新します。
ときどき覗きにきてくださいね。(除きにって出た・・・怖)

さて、新年の挨拶もそこそこに、今日はいきなり呼吸のお話。

・・・でもやめた。これはHPのほうでじっくりやろう。


音泉代表からメールが来て、チラシのウラを見ろって言うから見てみた。
(いや、読めだったかな?)

しかし、うーん。いい構成だなぁ。バランスいいよね。

みんな、なんでこんなにニコニコ映っているのだろう。
みんなが一様にこんな顔をするなんて、どんな「ハイチーズ」だったっけ?
なんて、去年の出来事を思い返していたら、
そういや「はにわさん」とこのお子が、なんか一言言ったんだったなぁ、と思い返す。
なんだったかは忘れちゃったけど・・・。

子どもの無邪気な一言が大人たちの表情を緩めてくれる。
ああ、これこそが以前監督の言っていた「場」なんじゃないかなと、ふと思った。

舞台で演奏していてもあるいは演奏会場で聴いていても、そういう瞬間ってあって、
そこで出した音だけじゃなくて、顔の表情とか、急なハプニングとか、
そういう瞬間にオケの雰囲気がガラッといい方向に転ぶのを、僕は何度か経験した。

まぁ、演奏者としてはできればそれが音で生まれることを望むし、努力するのは当然。
でも、その「場」に対する貢献と言うのは、きっとそれだけじゃないんだろうな。
何に一生懸命になるべきか。その場に相応しい雰囲気を自分が作り出そうとすることだ。
それは、音だけじゃなくて、アインザッツとか体の動きとかでもできる気がする。
ちょっと体を横に傾けるだけで、隣の人に「合わせよう」という意思が伝わる。
あの人が思い切りやっているから、じゃあ私も!って気になる。

と、30分おきに変わるPCの壁紙に映った、去年の東京公演の「エジプト行進曲」で、
楽しそうに大口開けて歌っている弦楽器の皆さんの姿をみて、ちょっとそう思った。

これぞ、音泉の「ハーモニー」。