来月、越後湯沢で泊まりのグループワークがあります。

最初に行ったのは、2年前の夏でした。

温泉のあるホテルで、広い和室を貸し切りにしていました。


寝っ転がったり、お菓子食べたり
本当に寝ちゃう人もいたり。


私は夢のワークをやりました。


子供の頃、母の東北の実家に
毎年夏に遊びにいっていました。

その家の、お風呂の排水溝の夢を
ワークの前日に見ました。


前後の内容は覚えていなくて
排水溝だけがとても印象に残っていました。


ファシリに排水溝になることを提案されました。
私は座布団をお風呂のイメージに並べて
そこの真ん中でうつ伏せになりました。


私は排水溝になりきっている内に
不思議な感覚になっていきました。


夢の続きが始まりました。


祖母や祖父を他の参加者にやって貰い
話が展開していきました。


私は祖母役の人に、思いの丈をぶつけていました。
色んな感情が湧いてきて、色んな言葉を口にしていました。


最後は、母の死因であったガンを
祖母に押し付けていました。

前の森林散策で拾ってきた
つぶつぶの木の実でした。


「これを、おばあちゃんに返す!」
って言っていました。
怒りと悲しみの感情でした。


そしてワークは終わりました。
私は夢の余韻に浸っていました。


実際、昔から母方の祖母に嫌悪感があり
でもはっきりと口に出したことはありませんでした。


それを表現できて、私は欠けた何かが戻ってきた感覚でした。


祖母役をやってくれた方に
とても親しみを感じました。


夜は温泉に入り、新潟の美味しい料理を食べて
また貸し切りの広い和室にもどり
みんなで懇親会をやりました。


コンビニで買ったお酒とツマミで。


私はこの時、まだあまり人と話せなかったけど
とても安心して、楽しかったです。


無理に話さなくても、安心して
そのまんまの自分でいられる感覚でした。


来月の湯沢は、私はファシリ体験をします。
いつも仲間内でしかやっていないのですが
新規の方のファシリをやるかもしれません。


うまくやろうとせず、自分のままでいられるようにと思います。


興味のある方は、来てください。


ワークすることに抵抗があるなら
見ているだけでも変容が起こります。


ワークの主催は、臨床心理士で開業カウンセラーの明石郁生さんです。