私はとても話ベタでした。
コミュ障だと思っていました。
そして、いつも喉につまりを感じていました。
2年ぐらい前のグループワークで、そのことについてワークしました。
喉のつまりに意識を向け、増幅させました。
とても苦しくて、下から込み上げてくるものを、鋭く刺して止めているようでした。
ファシリに、それは何に似ていますか?
と聞かれました。
ダーツの矢が頭に浮かびました。
私がそれを告げると、ファシリが対面に座布団をおき、想像でダーツをそこに置くように言いました。
私はイメージしたダーツの矢を
そこに置きました。
そして対話が始まりました。
いつも言いたいことを止めてしまう矢に
私は震えながら非難しました。
そして今度は、私が対面の座布団に座り
ダーツの矢になりました。
向かいの座布団に、ワタシがいることを想像して。
ワタシは、とても小さく、不安そうで
怯えているように見えました。
そしてワタシに対して語り始めました。
私(ダーツの矢)は、あなたを苦しめようと
してる訳ではない。
余計なことを言って、誰かから攻撃されないように、あなたを守っている。
そしてまた座布団を移動して
私はワタシに戻り、ダーツの矢に対して話しました。
本当に必要な時は、余計なことを言わないように守って欲しいけど、それ以外は何もしないで見守っていて欲しいとお願いしました。
そして、和解して、統合しました。
ワーク中は夢の中にいるようで
不思議な感覚です。
でも、いつもより感覚が研ぎ澄まされて
現実よりリアルな感じです。
安心安全な場で、他の参加者さんの暖かい眼差しの中、進んでいきます。
私はこのワークを境に、職場で自分のことを話せるようになっていきました。
個人カウンセリングの効果ももちろんありますが。
この半年後のワークで、ふたたび喉の詰まりに関するワークをやりました。
その時は、ダーツの矢ではなく、もっと違った展開になりました。
そして、その後、私の毒舌が帰ってきました。
今の職場に入って、すっかり封印していたものでした。
その話は、またいつか書こうと思います。