私はこんなにあの人がすきなのに・・・

私はこんなにあの人を愛していてこんなことまでしてあげたのに・・・

私はいつも彼の事を考えているのに・・・

私ばかり連絡していて相手から連絡がない・・・

私はこんなに頑張っているのに相手には認めてもらえない・・・

私は結婚したいと思っているのにあの人は考えていなさそう・・・

私がいくら話しても相手に理解してもらえない・・・

 

 

そう感じる時少し注意が必要です。

 

 

自分がこんなにしてあげているのに、相手の愛情を感じない! そう怒ってます。

 

言い換えると

 

「私が思ったとおりに私を愛して!」

「私に特別意識を持って!」

 

というメッセージを相手に発していますから、そのメッセージを受け取った側と言うのは

最初は期待にこたえるかもしれないけど、どんどん重くなっていきます。

 

このメッセージは結構危険ですね。

 

このとき、相手を本当は愛していません。本人は愛していると錯覚していますが

依存とか罪悪感から来る感情を愛情と錯覚している可能性が大きいです。

 

そういうときに行動をしても思ったとおり相手からの愛情を得られない可能性もあります。

 

愛されないって怖いですよね。

 

愛されたいのに愛情がとても必要なのに

だけど、愛されていない証拠集めを自分で行っています。

 

最終的に、やっぱり私は愛されないんだ!という部分を探してしまうんです。

 

愛情飢餓、愛情の欠乏感がとても強い事を自覚しましょう。

このときに、いや、私は愛されてきたし、愛している!と強がるのも危険です。

 

 

こんなに愛されていなくて

こんなにかわいそうで

こんなに・・・どれだけ愛されていないかということを数えたがります。

 

 

「あなたは相手が何をしてもしなくても

相手を愛していますか?」

 

 

相手が何かをしてくれたから愛する事ができるのか、

相手が何かをしてくれなくてもただ存在するだけでいいのか。

 

このとき、愛情を感じるセンサーが壊れて機能していない状態になっていて

迷子になった子供のようになっています。

 

 

相手からはどこにいるかははっきり見えています。

しかし、自分自身が迷子になっているので相手が見えません。

 

 

このときに、「なんで思ったとおりに探してくれないのか?」

 

「なんで自分が思ったように声をかけてくれないの?」

 

そう思って怒り爆発してしまうかもしれません。怒られた相手はなんで怒られているのかわからないんですけどね。

だから、どうしていいのかわからないので距離をとるしかなくなったりすることもあります。

 

 

このとき,お母さんが冷たくて、自分を愛しているように感じなかった恐怖心を

大好きだと感じる相手に持っている方もいました。

 

助けて欲しかった時に助けてくれなかった親とか。

 

 

しかし、お母さんも子供を愛していたけど切羽詰っていて冷たく対応したこともあったかもしれませんし、

規範意識が強くて、自分の思った理想の像を守る為に子供の問題を受け止めてあげられなかったこともあるでしょう。

 

よくよく話を聞いてみると、相手の言葉だけでそれだけで判断して

自分は助けてもらえないんだ、愛されていないんだ・・・と感じてしまっていることもあります。

つまりことこまかに説明をしていないで途中で判断して、相手の力をしっかりと引き出せていないこともあります。

しっかりと伝えたらなにかできたかもしれないのに。

 

どこまで助けて欲しいのか?

 

そして、どうしてくれたらうれしいのか?

 

知らない相手と接してきて途中の段階で勝手に判断して、最後まで対応してもらえなかったことに怒っているかもしれません。

 

 

もしかしたら違う人に怒っていて、相手は貴方を愛していたかもしれない。

 

この問題があるとき、刺激をもう求めなくてもいい時期に入っていく事でしょう。

 

それでふっと緩んで、愛情を感じる心の場所が動いてきたときに穏やかになっていった方がいて、

その方は穏やかな男性と結婚をしていきました。

凄く刺激的な恋愛をして,相手との喧嘩が絶えない方でしたので私は不思議に思いました。

 

まあ、よかったよかった^^

 

網野聖子