恋愛や婚活事情を複雑なものにしているのは


「完璧」をもとめ過ぎる貴方の気持ちでははてなマーク



親、教育機関、社会といった世の中の流れが、


「エラー」を許さない風潮を産んでいるのでしょう。


しかし、完璧な人間ってこの世の中にいるでしょうかはてなマーク


また、貴方は完璧な人間なのでしょうかはてなマーク


必ず、人間にはプラスとマイナスの面が存在するものですし


完璧な人間がいるとすればそれは機械のような人間を想像してしまいます。



◆不完全な人間にこそ

私の経験談をお話しをしたいと思います。

これは、或る女性とのお付合いのでのエピソードです。



彼女は非常に快活で恐ろしいほど人脈をもった才女でした。


しかし、際立った才能をもつタイプに多いのですが、


彼女は全く時間を守るタイプではありませんでした。


最初は何度か彼女に時間を守るように告げていましたが。


その後、半日も待たせた挙句、キャンセルされることがしばしば、、、


暫く我慢していた私も


とうとうそれが原因で彼女と喧嘩になりました。


その時の彼女の自己弁護に驚きました。


「私は〇〇の仕事で忙しかったの。


彼らとの約束を守るために、必死に半日頑張っていた。


そのためには貴方を犠牲にするほかないの!」アップDASH!


時間観念が非常にルーズなだけのことなのに、


自身それを認めたがらない女性でした。


当時、私には憤慨する気持ちがありましたが、反面


驚くような才能をもった彼女の魅力があったせいか、


そんな不器用な面さえ認めてしまうところがありました。


極端な女性のタイプかもしれませんが。


もし異性がモーレツに外見が優れていたり


お金持ちだったりしたら、貴方はどうしますかはてなマーク


意外にも相手の決定的欠点さえ許したりする気にはならいでしょうか。


さて、私のこの経験から皆さんに2つお伝えしたいことがあります。



◆「寛容」


人は生まれると、


親や社会から生活上のルールやマナーについて教育されます。


しかし、彼女とお付合いしてみて、気付いた事がありました。


それは日本人の「潔癖症=完全主義」がいき過ぎていないかというものです。




皆さん海外へ旅行されることが多いとおもいますが。


特にリゾートや後進国といわれる国々では、交通機関がダイヤどおりに


運行されることがありませんね。


彼女の悪行は認められるものではありませんが。


一方で、何事にも「勤勉」「真面目」で生きている私達日本人には


「数分の遅れ=悪」といった刷り込みがすぎているようなところが


あるんではないかと、当時思ったものです。


極端な言い方かもしれませんが、社会ルールを守らないければならない


という考えが、極端に「脅迫観念」になっていないか。というものです。


完璧を追い求めるあまり、思い通りならないと「怒り」を表す現代人


しかし、思ったとおりにならないのが「人生」であるのに、


なぜ「思ったどおりに物事がうまくいくはず。」と先に決め込んでいるのか?




後進国での守られないダイヤには文句は言わずに旅行が楽しめるのに


なぜ、日本ではそれが許されないのか。


受け止める側の心の置き方次第で


許されたり、許されなかったりするのはなぜでしょうか。


この、「利他を許すこと」ことこそが「寛容」であるということです。


「寛容」とは、相容れない価値感(生命体)がぶつかり合い


互いを尊重し、共存共栄する状態という意味としてとらえてください。




現代人は「利他を尊重する」姿勢を見失っているのではないかと私は思います。


過去の記事で「愛」を形成する一つに「尊敬」があるとお話しました。


※記事一覧の「愛について考えよう」にその記事がありますからそれをご覧ください。


「尊敬」の英語respectの語源には「見る」という意味があります。


尊敬とは単に相手を崇めるだけではなく、「利他のありのままを見るあるいは認める」


という前提が存在しています。


そのままを受け入れてこそ「尊敬」というものが成立する。


先ほどの彼女も時間観念については正直トラブル続きでしたが


それ以外では多彩な才能を持ち、女性としての魅力もありました。


彼女のありのままを受け入れなければ、


最初のデートでお別れしていたに違いありません。




皆さんにも同じ経験がありませんか?


お相手のことを深く知る前に、気に入らない点があるとお断りしたり、、、。


それはとても残念なことだと私は思います。


誰しも”だらしない”ところはありますし


人に言えない悪い点なんて沢山あると思います。


男性からいうと、男前といわれる男性のほうが欠点が多かったりするのに


女性は意外と気にしないで欠点の多い男前とお付合いされる傾向がありますが


それは、代償行為として欠点を補っているんじゃないでしょうか。


しかし、どうでしょう。お相手が男前の部類に入らない男性だとしたら、、、。


「寛容」であることはとても難しい心構えです。


なぜなら、貴方の経験値から見れば、相手の言動はアウトの状態であるのですから。


それに対して、見て見ぬふりをするのは大変な苦痛を伴うでしょう。


完全に「寛容」であれとまでは申しませんが。


徐々にでも利他を受け入れる(許す)心の素をもって欲しいと思います。




利他との人間関係構築にはじっと我慢しなければ見えない


深い谷や渓谷があるものです。


「恋愛という心の試練」に臨むためには


貴方の「心の葛藤(相手を許す許さない)」を制御しなければならないのです。


そうしなければ、異性とのお付合いの中から


異性のよい面がみえてくるものではありません。


徐々にであっても、


利他を見つめる努力をしてみてはどうでしょうか。



そのような行動が習慣化すれば


貴方の視野もそして受け入れる器もぐんと広く大きくなり


今以上の魅力を貴方は勝ち得るはずです。




続きは次回の記事をお楽しみに。


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それではまた

恋愛マスター