毎週金曜日は……
皆様こんにちは、金猛得だ。
(この記事はアミィが書いています)
このブログの共同パートナーの森野ひなた先生は、
「恋愛は女性にとって人生でもっとも大切な事のひとつ!」
と宣言している。
超虚弱な森野ひなた先生には、健康をその前においてくれと言いたいところである。
だが、多くの女性にとってこの台詞は当てはまるのではないだろうか。
結婚と恋愛は女性にとって極めて大事なもの。
よって、それを手助けしてくれる導き手を選び間違える事は避けたい。
僕が言うのもなんだが、男性の言う事を『真に受けてしまう女性』はとても多い気がする。
間違えないでほしいのだが、ここで書いている僕を含め、男性は女性を騙そうとする気は全くない。
男には男の視点があり、それは時として正しい。
が、あらゆることは解釈によって正しくもなり、間違ってしまう事もあるのだから難しい。
今日紹介するのは、男性の方に落とし穴を掘ったつもりは全くないが、
女性が落とし穴にはまってしまうこともあるということだ。
勿論、特定の先生を批判する記事でもなければ、男友達に相談するな!という系統の記事でもない。
「男だから男心は誰より理解しているだろう!」
っと考える女性の皆さまに念頭に入れておいてほしい事項を書いただけである。
自分の経験しか話さない男
僕が言うのもなんだが、男は自分譚を語るのが大好きである。
いつのまにか、自分の事を語っちゃう男も多い。
例えば、女性の一人が恋愛相談を始めると、男の一人が盛大に【自分の体験談を話し始める】のはよくある事だ。
それを女性はすっかり信じ込んだ顔でうんうん聞いたりする。
そういう態度はものすっごく男の好みなので、男は「そのままでいいよ!ガンガン行きなよ!」とか、どんどん相手の男を自分に重ねてしまう。
待て、相手の男はお前ではない。
とは、言いたくとも言えない瞬間だ。
恋愛の専門家(アドバイザー)ともなれば、そういう「自分の体験談だけに基づく意見」ではないと思うが、「まぁ所詮その人の意見」と五割程度に聞き流すのが賢明だと思う。
男は皆そうだよ!は実は5,6割ぐらい
これも僕が言えたことではないが、男は皆そうだ!
と言われる事は、大体5~8割ぐらいである。
じゃあなんでそんな声高らかに皆とかいうの!
って言われると耳が痛い。これは男は同じ傾向の男とつるみやすいという理由もあると思っている。
例えば東大エリートの男は、友達も東大エリートが多いし。
スポーツ大好きな男は、友達もスポーツ好きが多い。
元ホストの男。
医者の男。
ニートの男。
ワーカホリックの男。
同じ環境でつるみやすいため、その男の周囲だけ、同じ系統の男が集まるため、「男はみんなそう」という意見に繋がりやすいのである。
もちろん男の本能的な部分は似ているところもある。
が、恋愛は「本能」と「環境」がそれぞれ半分かそれ以上の影響をもって成り立っている。
ニートとワーカホリックでは同じ恋愛スピードではないし、微々たる攻め方は違ってくる。
なので「男はみんなそう」という意見は、“5〜8割の可能性”ぐらいに留めて聞くのが無難だ。
これは、世の中どんな真実にも言える事だが…。
自分が見えなければどんな戦略も無駄
例えば、男は3語であやつれるという本がある。
男は「すごーい!」「なかなかないですよ!」
っと言えば気持ちが良くなるというものだ。
これを聞いた友人が
「日本の女の子はすごーいしか言わないけど何が凄いの?他に語彙ないの?」
と言っていたのを覚えている。
これは至極単純な摂理だ。
言われた女性が自分の好みではなく、
とくに褒められても嬉しいとは思えない状況だったから。
である。例えば想像してほしい。
自分が尊敬する上司から「すごいね!」と言われる。
なんかアホそうに見える親しくもない、見た目も好みじゃない奴に「すごいねー」と言われる。
別れた彼から「すごいね」と言われる。
近所のキモオタに「すごいね」と言われる。
まったく感想は違うのではないか。
人が言う台詞は、すべて「その一瞬のもの」ではなく、その人間が構築してきた歴史の上に積み重なっているという事を忘れてはいけない。
上手くいく台詞は、うまくいく環境の下積みがあってこそうまくいくのだ。
男の執筆する系統
男が執筆する書籍や本人のアドバイスは主にこのような傾向に分かれる。
~~学タイプ
代表書籍:
理系男性が書いた、恋愛を数値化した、データ・統計学・行動経済学など難しい学問をベースにしている書籍だ。女性の夢を壊すからか、レビューを見てみると高くない事が多い。
僕としても、これが正しいとして、女性がこれを真実と納得したとして「女性らしい恋愛での幸せ」を感じられるかは別問題だと思っているので、あまりお勧めしてはいない。
正しい事だけしか書いていないが、その正しさを紙面のままに理解せずに紆余湾曲に感情交えてしまう女性が非常に多く、さながら理系男子と文系女子のすれ違いの如く、読者と作者の間に隔たりを感じる事も多い。
その上で、エリート・頭脳派男子を彼に持っている場合、彼がこういう考えをしているという参考にとてもなると思う。頭が良い男性が好きな女性は読んでみるのも良いだろう。
俺の持論タイプ
理系男子とはうってかわって、この類は主に文系の男が執筆しているからか、
ひたすらに面白い。
面白さでついつい信じちゃう。
芸人さんなどもそうだが、頭にいつまでも残ってしまうインパクトの大きさがある。
僕のブログなんかも確実にこの系統なので、人の事は全く言えないのだが、
面白いからと言って正しいとは限らない
が、面白い読み物とは浸食する力があるので困りものだ。
フォローをすると、もちろん世の過半数の男には通用する理論が書かれている事が殆どだ。
たとえば、Act Like a Lady, Think Like a Man を書いた著者は黒人だが、殆どの黒人男性には通用する代物となっている。欧米でのベストセラーだし、それぞれの本で良点は沢山ある。
執筆者があなたの彼と似ていると感じれば、頼りになる本であろう。
モテ系
女性が「好きな人に愛されたい」と感じるのに対し、男はより多くの女性に「モテ」たいと思っている事が多い。
この手の本は女性に「いかに多くの男に好かれるか(もしくは意中の男に好かれるか)」を書いている指南書だ。
こういった本は「簡単に実践できるテク」が盛りだくさん、簡単で解りやすく、読みやすい傾向にある。
この類の本の問題点は、3番で既に書いた通り、
それぞれ特定の状況下ではうまくいく手法で、どれも正しい。
が、その特定の状況がどんな状況なのか、わからない女性はとても多い。
どれも唯一の道しるべとするには、少し心もとない印象だ。
カップル系
こちらは既にパートナーや相手がいるカップルに向けての本だ。
例に挙げたのは、この業界では不朽の名作とされるロングセラー。
目を通した事がなければぜひ読んでみてほしい。パートナーシップの本の良点は、双方の立場を考慮している事だろう。
僕としては、相手がいない女性の方にもモテ本よりはこちらをお勧めしたいところだ。
なぜなら、男にモテることばかり考えていても、恋愛は上手くいかないし、駆け引きよりは最終的に思いやりや誠実さが人を動かすと思っているからである。
スピリチュアル系
女性はスピリチュアルなものが大好きで、占いはグーグル検索でも常にトップ圏だ。
僕はスピリチュアルを否定していない。
「女性が幸せに安定な心を得られるなら、信じた方がいい」
と思っている。これについては来週補足する。
結論
僕がここまで書いて結局どうすればいいの!?
っと混乱した方もいるかもしれない。
結論をいうと、本を読めばうまくいく人と、本を読んでもうまくいかない人がいる。
勉強と同じだ。独学で上手くいかない生徒は、家庭教師を頼るのと同じように、この場合はアドバイザーについてもらうのが良いだろう。
次回は恋愛の専門家(アドバイザー)を選ぶ時、念頭に入れておいてほしい事を書こうと思う。
それでは、今回は長くなったのでこの辺で。
2018 アミィ