毎週金曜日は……
皆様こんにちは、金 猛得だ。
(この記事はアミィが書いています)
世の多くの女性にとって、記念日や誕生日とはとても大事なものだと思う。
僕の周囲でも「記念日・誕生日を忘れられた、満足に祝って貰えなかった」という女性の悲しみや苦しみを聞く機会は多い。
今日の記事は、そんな悲しみや憤りを感じた事のある女性の皆さまに捧げたい。
僕が女性を見てすごいと思うのは、
女性というのは、友人の誕生日がカレンダーに入ってるのである。
男でこれをやっているやつは見た事ない。
クライアント相手に営業のためにやっても友人のためにはやらない。
なぜか
そんな事してたら友達に
「キモイな、お前ホモかよ」
「え、何オレの事愛しちゃってる系?」
っと突っ込まれる事は必至だからである。
実際に自分の誕生日付近になると、「誕生日祝ってもらえるかな」とそわそわし始める男は皆さまから見ると相当気持ち悪いのではないかと思う。
では、男は祝われたくないのかと言われると、そういうわけでもない。
自分の誕生日を彼女がスルーしたらそれはそれで悲しいが、「覚えているジェスチャー」があれば、それですこぶる満足する。
それが一か月前とかだったとしても。
「惚れた女の中に自分がいる事」が認知出来てればいいので、ぶっちゃけ誕生日はスルーされても他の所で認知されてたら良い。
誕生日と昇進祝いが重なってたら、昇進祝いの方を祝ってほしいのが男。
「君のために頑張ったんだよ!」って言える良いチャンスでもあるし、うまく出来たら褒めてほしい。
が、誕生日なんて誰でも訪れる行事だし
祝い事って感じは正直ない。
例えば君たちが、髪が10cm伸びたとしよう。
髪が10cm伸びたね!おめでとう!
髪が10cm伸びたんだ、おめでとう!!
髪が10cm伸びたお祝いだよ!おめでとう!!
っと激しく祝われたらどう思うだろうか。
…あ、ありがとう。どもっす。
っとちょっと戸惑うのではないだろうか。
誕生日に対する男のテンションはそんなもんである。
とはいえ、大抵の男は知識として
「女性が誕生日や記念日を大事にする生き物」
であることは理解しているので、祝わなければいけないという義務感はある。
女性は相手の誕生日付近になるとわくわくして、相手の為に何をしようか、喜んでもらえるだろうか。
と恋愛温度が極めて高くなり、楽しみでしょうがないという女性も多くお見かけするが、男の場合、
完全に、業務の一つとして認識している。
ひどい!記念日や誕生日はあなたにとって義務なの!?
と憤りを感じたなら、それは大きな間違いだ。
僕が毎回口をすっぱくして言っているが、
男にとって責任=愛だからだ。
あなたが祝ってほしい日を祝ってあげる事を、より強く業務として認識している男ほど、貴女を愛している。
ちなみに、浮気相手や不倫相手に対して、パートナー以上に祝う男もいるが、その場合は責任代わりで、水商売の女性に金を払うのと変わらない。
業務ではなく、嗜好品に対する対価であり、趣味の一貫だ。
想像にたやすいと思うが、趣味の一貫でサービスをする男は、高確率で浮気をする。
なので、業務の一貫と考えている男の方が君たちにとっては安心だろう。
そして、業務として遂行した場合、誕生日・記念日は以下のような事が難しい。
年に一回という単発制度
例えば、バレンタインやホワイトデー、
クリスマスなどは、次期になれば
町中に散らばるコマーシャルで嫌でも思い出す。
が、誕生日、記念日というのは自然にアラームが鳴らないので、
ついつい忘れてしまうのである。
仕事や趣味に集中するタイプの男ならなおさら、集中していたらうっかり記念日、誕生日を忘れていた!なんてことはざらにある。男はマルチタスクが苦手なのだ。
じゃあカレンダーに入れておけば良いだろうと思うかもしれないが、記念日や誕生日は気持ち的には業務であっても、実際は業務ではないという中途半端な立ち位置にある。
なかなかカレンダーに入れる男が少ないのが現実だろう。
業務内容がよく解らない
男がどれだけ誕生日・記念日に対するサービスレベルが高いかは、男の業務経験と比例している。
この業務経験=女性経験である。
- 女性経験がある(多い)
- 女性に興味がある
- 女性に囲まれて育っている
- 女性の心理を勉強した事がある
なので、女兄弟(友達)の多い男性、なんとなく女性心理に興味があって勉強した事のある男性などは、女性が喜ぶサービスを提供できる可能性が高い。反対に、男子校育ち、男兄弟育ち、友達も男、付き合った女の子にも自分勝手な事ばっかりしてきた…そんな男は、「新卒雇用」のつもりで接して欲しい。
新卒を雇用する時、1から業務説明をしなければいけない。
もし新卒が業務を上手くできなくても「新卒だし、しょうがないよね」と思い、より細かく解りやすく、相手の意欲が上がるように説明をするのが良い上司だとは思わないか。
では、祝ってほしい場合、どうすればいいのか?
相手の意欲が高い時に伝える
殆どの女性は「我慢が限界」に達した時に要求をする事が多い。
しかし、女性の我慢など感じられない男からすれば、困惑してしまう。
仕事が忙しい時なんかは本当にもう無理だと思ってしまう。
例えば、君たちが新卒でワクワク会社に入ったとしよう。
しかし、最初は「何もしなくていいから!」
なんて言っていたのに、毎回何をするにも
「これ、出来てないじゃないか、どうして出来てないんだい?」
批判が来たらどう思うだろうか。
または、ある日突然、
「今まで言わなかったけど、君のこういう所が気に入らなかった」
と言われた場合、どう思うだろうか。
会社に対して尽くす気が全くなくなるのではないだろうか。
それと同じ事だ。
基本は就職初日か雇用する前に条件を言うのが一番だが、逃してしまった場合は、機嫌の良い時や彼の貴女に対する恋愛温度高いがタイミングで言うのが好ましい。
ちなみに、当然この時、言い方は
「○○しないと嫌」ではなく「〇〇してくれたら嬉しい」が好ましい。
業務内容が明確で無理がない
どの程度が無理ない業務内容かは相手の男によるが、解りやすくやる事を伝えてもらった方がありがたい。
「お花がほしい」
「お酒が飲みたい」
「愛の言葉がほしい」
具体的にやる事が明確な方が男は助かる。
具体的すぎるとこれも作業になってしまうが、ある程度の作業内容は何が嬉しいのかだけでも教えてもらった方がありがたい。
誓って言えるが、「愛の言葉が嬉しい」「誕生日には12時ぴったりにお祝いの言葉」「誕生花を歳の数だけプレゼント」
みたいなファンシーな事を思いつける男は、ほとんどいない。
(要求に対する男の反応についてはこの記事でより深く書いている)
必ず喜ぶ
愛する女性を喜ばせるのは、男にとってとても満足感が得られる行為だ。
なので、サービスをして尽くした男ほど、男は深く愛するようになる。
趣味や仕事に没頭している時の男は、どうしてもサービスが蔑ろになる事がある。
その時に不機嫌にならずにそっと教えてくれたり。
「ごめん!忘れた!」と謝罪した男に対して
「思い出してくれただけでも嬉しいよ~」
なんて言ってくれる相手であれば、反省してもっと頑張ろうとするのが貴女を愛する良い男だ。
同じ業務でも、やりがいのある仕事と見返りのない仕事では大分違う。
貴女へのサービスをやりがいのある業務だと思えれば、男はどんどんサービスするようになるだろう。
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一昔、僕の時代、WINのゲームでマインスイーパーというのがあった。
地雷を取り除くゲームなのだが
仕事が忙しい男ほど、祝わなきゃいけない記念日はマインスイーパーの爆弾のような存在だ。
そして、何したら良いか解らない彼女ほど、祝日が多いほど、マインスイーパーのレベルが高い生活に身を置く事になる。
10年かけてマインスイーパーレベル2000をクリアーした猛者もいるらしいが、殆どの男はマインスイーパーよりもやる事があるし、そんな男はけして良い男ではないと僕は言いたい。
記念日・誕生日。
もし将来的に、心かき乱される事があれば、またここに戻ってきてほしい。
そして思い出してほしい。そんなもので男の愛は測れないという事に。
それでは今日はここまでだ。皆様、良い週末を。