毎週金曜日は……
皆さまこんにちは。
金 猛得だ。
（この記事はアミィが書いています）
男が書いた恋愛指南書を読むと殆どの場合、セフレ、浮気相手に対しては以下の事が書いてある。
１．浮気、不倫相手に優しくするのは当たり前
妻の誕生日は忘れる男でも、キャバ嬢には貢ぐ。基本的に男は「借り」を作って後で身動き取れなくなるのが嫌いなので、サービスを受けていると思ったらそれに対して支払うものなのである。
浮気相手、不倫相手は「肉体的精神的サービスを受けているので」それに対して「責任」の代わりに、金やギフトを代価にしているのである。
世の中には、対価をふんだくって愛人の座に居座る女性と、対価をまったくもらわなくても慎ましく愛人の座に座り続ける女性がいる。
男からすると、前者は「強かだな。美人なんだろうな。」と感じる。そして後者は「ブスなのかな、何か問題持ちなのかな。自分に自信がないのかな。」と思う。間違っても男を心から愛しているんだなとは思わない。まぁ、そんな第三者の男の考えなどどうでも良いかもしれない。が、若い美人が何も望まず自分の愛人の座に居てもらえると思う自意識過剰な男はそんなにはいない。
（たとえ心ではどんなに夢見ていても！）
２．そもそも、嫁に対するスタンダードが違う
嫁とは人生を共にするパートナーだ。「社会的な承認」がとても大事である。親や社会から「すばらしい嫁」だと褒められると、まるで男の有能さを褒められたかのような満足感を得られる。
そこまで即物的な男でなくても嫁には必ずパートナーシップを求める。何があっても自分を裏切らずに、サポートしてくれそうな女性だ。なので、最初から「倫理、道徳概念」を無視した女性を選ぶ真っ当な男はあまりいないのが本当のところである。
ところで、皆さん、「マザコンでない男は一人もいない」
この名言をご存じだろうか。
男は、すべからく、全員マザコンである。
それはなぜか。
母親が、なにがあっても自分を見捨てないと知っているからだ。叱られても厳しくても、最終的にはきっと受け入れてもらえると信じているからだ。
なので、連絡しなくても、鬱陶しがっても、ぞんざいな扱いをしたとしても、母親は男の中では永遠の一位なのである。
その次に結婚すれば嫁が来る。（弱まるが正式的に付き合っている恋人にも同様の効果がある。）
嫁とは、男の中では母親に一番近い存在だ。
居心地悪くてヒステリーで逃げたくなるような嫁で別居しても、なかなか男が離婚しないのはなぜか。
居心地悪くてヒステリーで逃げたくなるような母親と別居しても、母親は母親だからだ。
男の認識は頑固なもので、一度こうと決めたらなかなか変えられない。
男は愛情と責任の区別が上手くつかないのだ。
なので、愛しているけど責任が取れない＝結婚できない
という態度の男は、愛してなどいない。
体よく自分の思い通りに相手の女性を動かそうとしているだけである。
そんな男は、不倫相手から「奥さんと別れて私と結婚してよ！」
と迫られると、“毎日褒めてくれて優しくしてくれて美味しいおやつをくれる近所のおばさん”が急に豹変して「ほら、おばさんのほうが優しいでしょ？お母さんの子なんてやめて、おばさんの子になりなさい！」
っと迫られるようなものだ。
「え、いやでも俺の母さんは俺の母さんだし。」
っと男は戸惑い、ストレスを感じてしまうのである。
なので、居心地が悪く愛情がない嫁でも、大抵の場合離婚して不倫相手と一緒になるまではいたらない。
唯一不倫相手が嫁に勝てるのは、【嫁が男の生存を脅かす】存在であり、なおかつ男の中に【嫁は結局赤の他人で離婚できる存在で俺の下】という認識がある場合だ。
さて、妻となった女性は母親のような扱いを受けると「私は母親じゃないのよ！」と立腹する事が多い。世界中の男を代弁して謝罪をしたいと思う。本当に面目ない。母親とは思ってはいないが、やはり母親の次点という事で、少し母と同じような扱いをしてしまう時もあるかもしれない。
アニバーサリーを忘れたり、誕生日を忘れたり
褒める事を忘れたり、家事をしてくれる事に甘んじたり
しかし、こまめに返す事はなくても、そうして君たちがしてくれた事を男は認識しており、それが君たちの地位を男の中で不動のものにしている事を忘れないでほしい。
たまには怒り、男のふがいなさを叱ってくれる事で更に信頼が強まるのも、嫁と母の特権といえよう。
僕らは、母と嫁には頭が上がらない生き物なのである。
その質問は父様を殺す質問だ！
やめろ！やめてくれえええええ！！
