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くりとりす
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田辺まりこです。

先日「女性が男性に作って欲しい料理は?」というアンケートで
「カレー」が1位になったテレビ番組を見ていました。

カレーに限らず、料理が出来る男性は本当にポイントが高いです!
「自分より料理上手な男はイヤ」というひねくれた(笑)女性も
いるにはいますが、ごくわずか。

料理上手で損をすることはまずありません。



トントントンっと手際よい包丁さばき。
しゃっしゃっと豪快にフライパンを振る手つき。
これはモテます(笑)

が、そこまでプロっぽく無くても大丈夫。



以前、お弁当男子の取材を拝見したことがあるのですが、
「見た目も豪快すぎ」「イマイチだけどまあまあ食べられる」
くらいのレベルでも、職場に持っていくと多くの女性が
「すご~い」と寄ってくるんです。

意外と料理に自信の無い女性も多い昨今。
料理のスキルは、これからのモテ男には必須かもしれません。



ところが先日、男友達にこの話をすると
「とんでもない!全然モテませんよ!」と言うではありませんか。

その男友達は、プロ顔負けの腕前。
何度か手料理をご馳走になった事がありますが、本当に見事な料理でした。
奥様はさぞかし喜んでいるだろうと思っていました。ところが

「オレが作るというと、嫁は必ず嫌な顔をする」
「作っても食べてくれない」
「当分作らなくていいよ、と言う」

なんと私の持論とまったく反するではありませんか。
しかしよく理由を聞いてみると、納得だったんです。



まず彼は「超本格的なインド料理」ばかり作ること。
いくらインド料理がおいしくても、週に何日も食べるのは
イヤという気持ちは分かります。

とかく男性は趣味に没頭するあまり、どんどん掘り下げて
いってしまうのですが、そうなると一般人の気持ちを
無視することにもなりかねません。

他の料理もいろいろ作れば何の問題もないのですが、
男のこだわりが邪魔をするのでしょう。



そして量の問題。
これまた男のこだわりなのですが、業務用のプロ仕様の
大きな寸胴鍋で仕込む、彼の料理。まだお子さんも小さく、
戦力にはならないのに、週に何度も大量のインド料理を作られては、
奥様でなくとも「その鍋捨てるよ」と言いたくなるのかも。

さらに
「経費がものすごい」
「後片付けが下手」
「本格インドなのだからと手食を強要する」

と、いくらでも理由が出てくるではありませんか(笑)



自分のこだわりばかり優先してしまうと、せっかくのスキルを
生かすどころか、逆に嫌われる原因にもなってしまいます。

ですので、もし目当ての女性や彼女に手料理を披露するなら、
「俺こんな料理作るけど、どう?」と聞いてみてください。

もしかしたら、「私も一緒に作ろうか?」という流れになるかも?
しれません。ワイワイやるのも楽しいので、仲良くなれるきっかけにも
なるはずです。

まずは職場に1品、作って持って行ってみてはいかがでしょうか。


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