日能研の門を叩かせていただいて

 

息子の友人でもあの子が行ってたな〜、最終的に最難関男子一貫校に入ってすごかったよな〜 とか

 

思いを馳せつつ娘を迎えに行ってみると、スタッフの方から「10分ほど待ってもらえたらすぐ採点して結果をお伝えできます」というので、それはありがたいことです、ということで待たせていただいて、娘の入会テストの結果を教えていただきました。

 

すると・・・

 

算数国語、それぞれ150点満点で

算数は107点

国語は79点

ということで、入会基準を満たしているということで合格をいただきました。

 

この結果を見た娘がとっても嬉しそうな表情で、

サピのテストでは算数で100点超えたことないよね!初めて100点を超えたね!

というのを見て、内容や難易度が違うことは一旦置いておいて、彼女の中で「これは解ける」と思える問題たちに向き合うことができる日能研のテストを受けさせていただいたことは本当に良かったと思いました。

 

正直、サピのテストの算数は

 

「なにこれ?解き方教わったことないし見たことない・・・」という難問揃いで、

 

計算・基礎問題と思われる大問1・2でもかなり落としてきていていました。

逆に解き方がわかる、なんとなくやり方がわかるものは大問4や5でも解けていた娘。

規則性などの初見の問題は「?」となってしまい、結果大問1・2でも空欄多数、結果算数は壊滅的な30点前後・・・となっている時もありました。

 

それが、日能研のテストは まず40分時間があり、とても時間に余裕があったこと。

そして内容が難問より非常に素直な問題が多かったそうで、空欄は一つしかないはず、と誇らしげに言う娘の表情は、正直サピにこのまま通わせていたら向こう何年間もみることができなかったものではないかと思いました。

 

早速入会の手続きをして、帰りに日能研の青いNバッグをいただくと、娘のテンションはさらに上がり、

私のかばん、もらえるなんて!

と言って、抱きしめるようにして大事に抱えて歩いて自宅へと帰りました。

 

帰り道、お兄ちゃんの小学校の友達や、今の中学校の友達で立派に日能研から中学受験で私立中学校に合格して通っている子がいるよと言う話や

お兄ちゃんが受けた栄東の受験の日に、この青いNバッグを背負って向かっている女の子や男の子もたくさん見たよ、と言う話をしました。

 

娘に関しては受験そのものがまだ未定ではありますが、

すっかりやる気になってしまった娘は、日能研はクラス分けあるのかな?あったら、これから上のクラスを目指して頑張る!挑戦したいこと、と言う国語の問題があってね、「受験」って、書いてきたの!できればね、挑戦してみたいと思ってるの!

と、人が変わったように元気に話している姿を見て、兄では最後までお世話になったサピックスですが、妹に関してはやめさせて違う塾の門を叩いて本当に良かったと、まだ通ってもいないのに思ってしまいました。

 

「こんなの、説明しなくても解ける子たちだけついてきてね」

と、言われているのだとは兄の時には思いもしませんでしたが

 

教えられたことであればしっかり対処できる、と言う妹にとっては、

きっと1を聞いて10を知るような塾とその生徒さんたちのいる場所で学ぶよりは、

もう少し一歩一歩、丁寧に歩んで行った方が良さそうです。

 

最終的に、娘が合格・進学できる中学はサピに通い続ける場合よりも偏差値は低めのところかもしれません。

 

が、長い目で考えて、叩かれ叩かれ恐れや不安に包まれて最難関を目指していくような塾通いではなくて

一つ一つ、わかることが増えていく、その感覚を確かめながら進んだ結果、ご縁をいただける中学・高校でまた本人なりの頑張りを続けていける、と言うのが良いような気がしています。

 

とはいえ、まだ小学3年生。

日能研にお世話になりますが、授業もテキストもこれから・・・!と言うことで、親子でドキドキしています。