積み重ねの威力というのは凄まじいもので、、
例えば一日10分でも毎日計算練習をすれば、一年で3650分。ぶっ通しで60時間強もの時間を計算練習したことになります。
この10分方式で、我が家では計算だろうが漢字だろうが、ちょこちょこ勉強するスタイルを家族全員で履行しているのですが
息子の中学受験で何より苦労したのは社会・理科の知識問題でした。
5年生からスタート、で紙を見ながらただただ字面を覚える・・・というのは苦行でしかなく、
そもそもその素地となる興味・関心・予備知識があるかどうか?
によって、その5年生からの知識問題も吸収スピードがだいぶ違うようでした。
息子は好きな生物や特産品などの知識は比較的早かったですが
全く興味なしでスタートしてしまった歴史の年号や人物名は、苦労しました・・・
4年生ごろから、危険な匂いを薄々感じて
日本の歴史、や、おーい竜馬、日出づるところの天子、などなど
歴史漫画と言われるものを読ませたりもしていました。が、厳しかった。本当に
というわけで、反省も込めて 娘には息子と一緒に、朝や夜の時間に短時間でもNHKニュースやドキュメンタリーを見せるようにしています。
息子が3年生ぐらいの頃は、まだまだ娘も幼児のため
朝はめざましテレビ・・・でなんかアニメ?みたいなコーナーに喜んでいたり・・・
占いで誰が一位とかで教え合っていたり・・・
まぁそれはそれで微笑ましかったですが
NHKのニュースはやはり社会問題を幅広く取り扱ってくれるので、たったの10分、朝見るだけでも予備知識として映像と共に入ってきてしまうので、強くオススメします。
海外の緊迫した国際情勢・外交
AI最新技術と私たちの暮らしの変化
宗教と歴史
地方の地域特有の問題
貧困や困窮
ひとり親やヤングケアラー
などなど、実は、実際に特に社会の中学入試に出るようなテーマの特集や短いニュースが目白押し。
見ていて、お母さんこれは何?どういうこと?なんて、聞いてきてくれたら話を深めるきっかけにもなります。
そこから波及して、問題となっている地域の歴史を調べたり違うニュースを検索することもできます
この辺りの勉強は、5、6年生でただただ暗記として紙だけで対応すると地獄を見ることになります。そんな毎日、どれだけ勉強好きな子でもこんなのが勉強ならもう受験やめたい!となる恐れがあります。
映像はその点
一見は百聞になんとやらで
非常にリアルに、その問題を理解するためのとっかかりを与えてくれるのです
たったの10分。6時半ごろから7時半ごろまでの間のNHKが特にお薦めです。