受験勉強中と違い

ほぼ親の関与なしに終えた中間テスト。

 

ボリュゾどころか

全教科の学年平均と照らし合わせた簡易成績表を持ち帰ったところ

平均より結構低い・・・

ということがわかりました。

順位は気にしなくていい、という担任の先生のお言葉はもちろん覚えていますが

親子で、ややどんよりとした夕食タイムを昨夜は過ごしました。

いつもならすぐにヤングシェルドンのドラマシリーズをつけて見たがるのですが、

流石につけようとせず、反省点を粛々と述べ始めた息子。

 

私からは、それでも、サピ時代と違って親が全く触れずに、ほぼ口出しもしないで自力で勉強してやっているのだから、それはすごいことだと思うよ、よく頑張ってるんじゃないの と伝えました。

 

ですが

 

息子に関しては、自信を持って言えるのが

漢字も英語も

圧倒的に勉強のやり方を知らない。そもそも、勉強していないのに勉強したつもりになっている。これは小学生の時からそうでした。

漢字なんて、私の頃は1文字を1ページに書き殴るという練習を小学一年からさせられていましたが、

彼のやり方を見ていると、漢字の練習は1文字につき一回か二回。

全然、それじゃあ覚えられるわけないじゃん!という回数です。

 

勉強のやり方をそもそも知らないまま、受験を終えて試験に通って入学できてしまったというのは奇跡にも近いことですが、

ここから先はそれだと厳しいよ、基礎が疎かになるとこの後どんどん難しくなっていくからね、という話をしました。

 

息子は考えた後に、自分で期末に向けてやり方を考えて、夕食の後も勉強する時間を作って日曜日もやるようにしたい。

と話していました。

自分で考えて、軌道修正しながら最も良いやり方を見つけて行ってくれることを願うばかりです。

とても難易度の高い問題やテーマばかりを扱っているので、良い点数ばかり取れないのは全く問題ありません。

大切なのは、勉強が嫌いにならないで、自分の理解していないことにしっかり向き合って理解できるように取り組むこと。

息子のペースで、と思って見守っていくつもりですが、親に言われずに自分で考えて軌道修正のやり方を提案してきたことは素晴らしいと思いました。

 

今の所、補習や補講に呼ばれるほどではないものの

基礎をしっかり、抑えるところは抑えて、ということが できている科目と、いまいちできていない科目に分かれています。

 

親の見守りって、ほんと、歯がゆいですね。

ついに、手出しもできなくなって、見ていることしかできない年代になりました。

 

さみしいような、頼もしいような。不思議な感覚です。