息子は中学からの課題や小テストのための復習・授業の予習を、教科ごとに自分で管理して進めています。

 

とはいえまだまだ抜けもあって、穴もあって、たまに「課題を出し忘れて減点された・・・」とガックリ肩を落として帰ってくるようなこともあります。

 

それでも、数ヶ月 いや たった3ヶ月前までは、次なんの教科やる?何やればいいの?今日は?と事あるごとに聞いてきていた(最後は大量な4教科の弱点範囲を何周も繰り返し復習するため、そのように親に聞いてくるようになってしまっていました・・・)あの息子が。

自分でやるから、お母さんにやってもらわないでもいいから。

と、まだまだ不安なところはあるとはいえ、自分でやりますという宣言をして ファイルに科目ごとにプリントを分類して 授業の予定表を見ながら進めているのを見ると、ホッとするような、心のどこかで少しだけ 寂しいような、そんな不思議な気持ちになります。

 

もちろん、息子の成長が感じられてこんなに嬉しいことはありません。

失敗や抜けも穴も体験しつつ、きっと自分で進めていけるように学んでいけるはずです。

けれど、一抹の寂しさがあるのは、あの、真横について一緒に勉強をした時間は、後にも先にもあの1・2ヶ月だけだったんだな、ということを感じるからです。

 

もちろん、幼児の頃にも隣について、色々と教えて教材を一緒に読みながら・・・ということはありました。

 

ただ、それが連日朝から晩まで、ではなかったし

中身が親も慄くぐらいの難易度の問題ばかり、でもなかったので、、

 

達成感とやり切った後の清々しい気持ちもまた、比べ物にならない部分がありました。

 

あの、最後の2ヶ月に解いた問題たちよりもまたはるかに難しい問題・教材に今は一人で向き合っている息子。

 

もう、「お母さん 次はどれ」なんてことは、言いません。言ってきません。

 

頑張ってるね・・・なんて思ってのぞいてみると 漫画を読んでいることも、なきにしもあらずです。

 

ですが、自分のペースで、自分の頭で、彼なりに歩き始めた「自立の一歩」の様子を目の当たりにしていると

なんだか、急に自分が老け込んだような、置いてきぼりになっていくような気にすらなるから不思議です。

 

あんなに手がかかったのに、あんなにくっついていないと何もやらなかったのに

 

手が離れて、自分の足で走り出していくと、案外あっという間に自立していってしまうのかもしれないですね。

 

自分も、自分の仕事頑張らねば!と思いつつ 下の子の伴走?はまだまだ緩めですが、そちらも気にかけてあげないといけないため、バランス感が相変わらず難しいです。

 

現中一生の、他の保護者の方々はどうしているんだろう・・・なんてことをふと考えてしまいました。

今週末、初めての保護者会があるのですが

ドンピシャで仕事が重なってしまいました。。。悲しいことです。。。

 

はい、働く背中を見せていくのも教育だと信じて、そちらも頑張る自分です。

息子よ、漫画はそろそろ置いて漢字を始めてくれ・・・!