息子の中学校同級生たちの放課後の過ごし方がとても色々で楽しそうです。

 

お腹が空いて購買で何か買って食べるもの。

 

運動部に行くもの。

 

鉄道研究会に行くもの。

 

居残りで再テストを受けるもの。

 

次の日の漢字テストのために仲間で図書館で一緒に勉強しよう!と連れ立って行って勉強するもの。

 

息子は図書館グループに混じって一緒に漢字の練習をしてきたそうです。

始まって1ヶ月たたない今の時点で、すでに

 

真面目な子たち

生徒会や自治委員をやる気満々の子たち

テストの点だけは落としたくない子たち(サピ・四谷大塚・早稲アカ・日能研混合グループ)

運動まっしぐらな子たち

音楽祭を楽しみにしている芸術系の子たち

ゲームから離れられずに同級生からも叱られている一部のゲーム好き

 

などの多様な人材がいるようで、話を聞くのが本当に楽しみです。

 

中学受験なんて、しなくてもいいよと言い続けて、本当に自分自身もそう思うことでのめり込みすぎて子供を追い込むことがないようにと心掛けてきた数年間でしたが、

今の学校の中の様子がまだ全てわかっているわけではないですが、本当に本当に、受験をして、この学校に入れてよかったねと毎日親子で実感しています。

流石に息子はもうそんな台詞を吐くことはないですが、

日を追うごとに楽しそうな様子が伝わってきて、面白い同級生でこんな奴がいる、ということを教えてくれるので、その同級生話が何よりも嬉しくてこっそりじんわり涙ぐみそうになります。

 

昨日話してくれたのは、通っていた小学校の時の生徒会長の投票の時の話と、中学校での自治委員の投票の話についてでした。

 

小学校では生徒会長なんてものをやりたがる子は少数で、そもそも手が上がらない。

渋々、みんなにはやされた形で人気者が数名手を挙げてくれ、そこに投票をするものの、大抵は一番いつも目立っていて少し悪ぶっている人気者が票を多く獲得するので、順当にそいつが決まって終わりだった、という話です。

 

一方、中学校では。

そもそも、自治委員と、議会運営委員というのがあるそうですが、

そちらへの立候補者がなんとクラス30人中8人。多い!!

 

最初から、2人しか選ばれない狭き門です、立候補者はみんなの前でプレゼントして、その後投票で委員を決めていきます ということも教えられているのにも関わらず、8人も立候補するなんて、なんというチャレンジ精神の旺盛な、そして自己肯定感の高い生徒さんが集まっているの・・と驚いていました。

 

プレゼンでは「世の中の不正をなくしたいんです」と、自治委員どころか将来もっと大きい何かを変えてくれそうな素晴らしい演説をした生徒さんもいたそうですが、いざ投票の時。ここで少し珍事が起こりました

 

息子は、みんなが投票しそうなやつはみんなが投票して受かるだろうから、違うやつに入れてやろう。と、考えて、みんなが投票しそうな生徒さんには投票しなかったそうです

 

すると、結果は

 

息子以外も多くの生徒さんが同じようなことを考えて、一番人気と言われていた、受験生時代某塾模試で1位を取り続けてきたという生徒さんが受からなかった、というのです。

 

そして、結果自治委員に決まったのは「・・・?」とみんなが首を捻ってしまうような、特に目立っていなかった生徒さん2人だということで、その投票の時のことを友達と話していたら、みんな同じような行動に出ていたことがわかったそうです。

 

公立小では、裏をかいて行動するのなんて自分ぐらいしかいなかったけど

今の中学では、全員が裏をかいてくるということがわかったよ。だから次は、自分は何かあるときは裏の裏をかく!と、嬉しそうに話している息子の顔を見て、

 

なんと、楽しい青春が始まったのかと、感慨にふけってしまいました。

 

いろんなお友達ともみくちゃになって、時に困って時に力を合わせて過ごしてきた小学校時代も素晴らしいものでしたが、

比較的近しい特性を持つ友達が多くいる中で、さらに強烈な個性や頭脳や体力筋力を発揮してぶつかり合って混ざり合っていく中学校時代に突入したのだな、と思うと、息子の場合は本当に今の学校に入れてよかった、としか思えません。

 

息子についてそう思うほど、下の妹の志望校決定を非常に悩むところがあるのですが。。。

(昨日豊島岡の受験方式が増えて英数受験も可能、という情報も出ていましたね。今後そういう学校が特に女子校から増えていくとか。どうなることやら・・)

 

自分の仕事も繁忙期のため、下の妹のサピ復習が滞っています・・・

そんな我が家は、GWは稼ぎどきです・・・何の稼ぎどきって、復習済みのシールや押印の・・

 

新生活、ようやく落ち着いて・・・来てくれるんでしょうか。