中学受験戦争で突っ走ってきたクラスメイトたちに溢れる息子校では、

いまだにあいつはサピ出身 あいつは早稲アカ

なんていうラベルづけが行われているようです。きっとそのうちなくなると思いますが・・(ちなみに、サピ生はふざけて早稲アカをバカ田アカデミーと呼ぶ先生がいましたが、早稲アカ生は学費の高く面倒見の悪いサピックスをサギっくすと呼んで揶揄していたようで、お互い様でしょうか・・・)

 

そして、ふとした会話の中で「あいつはあの塾の模試でずっと一位だったやつだ」とか

「こいつは〜〜校トップだった」とかいう情報も流れてくるようですが、

ついでに「〜〜も受かったけど蹴ってこっち来た」なんていう話も出てきているようです。

 

今年2024年組男子は、かの筑駒が辞退者を複数出した結果、その玉突きで2月末まで各学校の繰り上げが動き続けた

 

なんていう話を聞きましたが、息子校に入学した学友たちの中でも、偏差値だけでいうと息子校より10も上・・・何なら筑駒クラス・・というところを合格したけれど辞退してこちらにきたよ、という子はいるようでした。

 

各ご家庭のいろいろな考え方があると思いますが、入った学校でそれぞれ切磋琢磨していけると良いですね。

 

かくいう我が家も、偏差値と進学実績でなんとなく「ここ受けようかな?」と思っていた国際系の中学校を、

受験直前期にそこに合格した帰国生の話なんかを聞いた末に「息子にはおそらく合わなそう、受験しなくていいか・・・」と、合格辞退ならぬ受験取りやめ、としたことがありました。

 

直前になると、親も色々イメージしてリアルにその中学校生活を想像し始めます。

中学受験で4教科をガリガリやってきて、それ以外の習い事や英語をほぼ封印して過ごしてきた数年間の先に入学した中学校で、のびのび習い事や海外で英語をたっぷり入れてきた子たちと同じクラスに入れられたら、割と自己肯定感打ち砕かれていきなり暗い性格になっちゃったりするんじゃあ?とか、余計なことまで考えました。

 

憧れはありつつ、我が家は家族全員生まれも育ちも島国日本。親は留学経験はあれど、現地でのいろいろな差別的なものも感じて怖くて海外在住を実現できなかった組です。

息子に小さい頃に入れた英会話や英単語なんて、小学校でのサピ通いで泡のように消えて無くなりました。

これで4教科ガリガリ君として国際系中学に入っても、いきなり英語でビリッケツのところからはじめてむしろ英語嫌いになったら親を恨む可能性もあるな・・とそこまで心配して、国際系受験を全て考え直し、2日のM国際も5日のH学園も受験を取りやめました。

 

そもそも、上は男子ということもあり、英語の教育やキャリアより正直、運動場やグラウンドの広さを重視・・・

した部分もありました。

何はなくとも、強い体を育んでいってほしい。体力、大事!と、親である自分が歳を重ねるごとに感じてしまっていますので、、、

 

そして入った大学附属中ですが、同じように4教科ガリガリ君たちがたくさんいる中で、みんなで仲良くこれから英単語に揉まれていってほしいなと思う次第です。

 

みんな、アルファベットで苦労しそうなところからのスタートです。