社会のちょこちょこ勉強と同じく?、理科も我が家はまず本人の好き!面白い!の興味を伸ばしてあげたい気持ちが親にあったので、低学年から息子の好きな星の本を一緒に読んでみたり、星座の占いや神話の本、それに寝る前に天井に投影するミニホームシアターを誕生日に買ってプレゼントしたりしていました。

 

その割には、6年生になってもデネブとかベガとか重要な星の名前や色と結構模試で間違えてきてましたが、、、笑

 

それでも、受験が終わって一緒に本屋に行った時に、彼が買ってきてまず読み始めたのは星のまめ知識本でした。

何かに興味があって、好きなんだな、というものを見つけたら、それが何につながるかわからなくても、その「好き」を育ててあげられたらいいですね。うちのも、まだどこにつながるかもわかりません。ただ、楽しそうなので何よりです。

 

中学受験勉強の話に戻ります。

我が家では理科と社会、また算数などの間違えた問題を親が抜粋してコピーしてノートにまとめて、ということを一時期やって見ましたが、これは要らなかったな、というのが終わってみての感想です。

親の手間暇がかなりかかるくせに、息子がそれを使って特別何かやる気を出して見直してくれるわけでもない。

結果、「全部サピのテキスト復習でよし」というのが、我が家の中での最適解でした。

 

コピーも過去問以外では社会の知識の総完成の解答用紙をコピーするくらいです。

とにかく、切ったり貼ったり、という親の負荷を最大限減らした方がいい。そのためにサピのテキストがある、ぐらい頼ってもいいかもしれません。

実際、我が家ではサピのテキストの問題がどの教科もたくさん白紙のまま残されていたので、12月1月はその中から引っ張り出してきて解く、その直しをする、という流れだけで毎日あっという間に過ぎていきました。

 

理科はテキストに加えてコアプラスと植物・生物のカードをやりましたが、

社会はもはやコアプラスもやっていませんでした。テキスト優先です。

 

社会の年号は、サピからいただいたカードの最重要からスタートして覚えていきましたが、

語呂合わせを調べてもないものは親が考えました。

1933 国際連盟脱退

どう探しても語呂合わせが見つからず、自分が考えたのが「一休さんさ 国連脱退」って、全く意味を為さない国連に関係ない一休さんというキャラが登場してしまうわけですが、これが意外と突拍子もない絵が脳裏に焼き付いたのか、息子が真っ先に覚えてくれました。(意味不明なのであまり推奨はしません)

暗記系はどうしても単調になり、脳疲労も出てきてしまうので、なるべく随所に笑いや面白さが出現してくるような勉強ができるといいのかもしれません。

 

ただ、この単調でしんどい勉強をしてきた記憶が、受験当日の朝などに一緒に電車の中でカードを見ると思い出されてきます。

そして、「よくやってきたな」と思える場合、「よし、頑張ろう」と心が不思議と落ち着いて、受験校の校舎に向かってわずかなりとも自信を持って歩いて行けるということにもつながります。

 

嫌がられても嫌がられても、マリオにハンマーを投げるクッパのように、繰り返し各科目のミニ問題を出し続けた1月の期間のことは、自分にとってもいい思い出になるような気がしています。

 

親の手間暇はできる限り、省きましょう。めんどくさい方法は捨ててもいいかもしれません。

ただただ、繰り返して知識や解き方を定着させてあげられるように、五月雨式に四方八方から問題を投げかけましょう。(これは直前期でいいと思いますが)

親の脳トレにもなりそうです。もう二度とやりたくないですが、、、