結果として6年生の最後までの成績とずらぁっと並べて見ると、、

 

入塾当初が最も安定してサピ偏55周辺を取れていたんじゃあないか。ということがわかりました。

記憶が薄れてきていたので、サピックスのデータが消去される前に(現時点でまだ過去の全てのテストの点数や順位が閲覧可能)成績推移だけはプリントアウトしておきました。#後学と、頑張る後輩さんたちへの参考になるか?わからないですが念のため、、

 

サピ偏て?なにそれ?

 

という方もいらっしゃると思うので自分の知る限りでお伝えしますと、

中学校受験は大手塾や各統計母体がそれぞれに毎年、中学校の偏差値を修正を重ねて公表しています。

自社の志望校模試や全国模試の受験生の大体偏差値これくらいの子達が、この中学校には〜〜%合格した、というような計算から弾き出した数字なのだということを想像します。

 

この偏差値というのが非常に厄介で、年々変わります。

ほぼ安定して動かない最難関校を中心としたトップ層が目指す群もあれば、

新興勢力的に最近人気のグローバル教育を謳って偏差値トップ学校群に食い込んできてまだ数年の学校もあります。

 

一方で、開校早々に偏差値トップ群に踊り込んできたと思いきや

様々な学校側の不手際が発覚し、翌年以降驚異的に志望者数を減らしてしまいおそらく偏差値も下げるであろうと囁かれている学校もあります。

 

10年前や20年前にはお世辞にも「進学校」とは言えなかった中高一貫校が

今では進学校、または子育て情報サイトなどで「満足度No.ほにゃらら」のように挙げられて大変人気となっているような例もあったり。

 

今のアラフォーやアラフィフが中高生の時は「ああ〜あそこ頭悪いギャル学校ね〜」みたいに思われていた中学校が

グローバル系共学私立として生まれ変わった途端に全国から最優秀生志望者たちを集める学校へと変貌していたりと

なかなか刺激的です。

 

我が家は2024年に中学受験を終えてみて、偏差値について思うことは

「試験の合否予測や良い学校を発見する指標としては大して当てにならない」

ということと、

「ただし受験校・併願校の想定の参考としては使える」

ということです。

 

さぁそして、冒頭の「サピ偏差値」の話に戻りますと

 

サピ偏差値は、その名の通りサピックスに通う生徒さんたちが受ける毎月のマンスリーテストや組分けテストなどでその獲得点数から弾き出される、サピックス生徒さん内での順位による偏差値です。

 

本当かどうかはわかりませんが、世の中の他のY谷大塚さん公表の中学校偏差値やN能研さん偏差値とは大きな隔たりがあると言われており、サピ偏差値はそれに10をプラスしたもので考えて良い、という噂も内部ではよく聞かれていました。

 

我が家も受験直前期に入る頃、併願校も含めて全ての受験予定校の偏差値を各サイトで調べてみました。サピ偏差値以外の基準を知りたかったのです。

 

結果

 

ばらばらすぎました!

 

例えば埼玉の前受け校として全国一の受験者数を誇る栄東は

日程がいくつか分かれているのですが、我が家の受けたA日程はサピ偏51ですが

Y谷大塚で80%合格偏差値が男子58、女子60(そう、我が家は男子でしたが女子と男子で偏差値大いに異なります!)

N能研で男女ともに59

首都圏模試センターでは71~76と

 

これもう、判断つかないレベルです・・・!

 

あちこちのを見て何か理解したかったのですが、逆に混乱する結果となりましたので、色々と調べたものの我が家では浮気せずとにかくサピックスを信じる、サピックス偏差値を何より参考にして受験日程を組むことを優先したのでした。

 

けどね・・・

 

続きます・・・