悩みの根本を見つける!公認心理師の川島裕子です。⁡
ここでは、⁡
主に、アート(主に絵画や色)に表れる⁡
無意識のサインを通して⁡
心の声に耳を傾け、⁡
ご本人の気づかない悩みの元を
一緒に探していく事例をご紹介しています。⁡
人間関係に悩むあなたが、
明日への道を見つけられますように。
親御さん、保育園や幼稚園の先生、学校の先生たちが、⁡
アートを通して子どもたちの心の声に耳を傾けるきっかけになりますように。⁡
一緒にアートに表れるサインについて見ていきましょう。⁡
※ご注意⁡
ここでご紹介する事例は、ご本人様や保護者様の許可を得ているのはもちろんですが。⁡
作品や、設定等を一部変更して掲載しています。⁡
それは、個人が特定されない目的だけでなく、アートがその人の心の一部を映し出すものであるがゆえの配慮です。⁡
ご了承ください。⁡


前回の続きです。⁡

前の記事は、こちらからご覧いただけます。
https://ameblo.jp/renabus/entry-12869333450.html

この絵を描いた男の子と、絵について会話を続けました。⁡
私「自分の中のもう一人と、いろいろ相談するの?」⁡
「そう。でも、どうかなあ。本当の僕は、このクローゼットの中から出たり入ったりしてるような気がする」⁡
私「もう一人の君は?」⁡
「僕なんだけど、すごく冷静だけと、うるさくて。注意してくるっていう」⁡
私「口うるさい感じ?」⁡
「そう」⁡
私「その口うるさい感じって、具体的にはどんな?」⁡
「ぼくを責めるっていうか、叱る?」⁡
私「それで、どうするの?」⁡
「僕の頭の中で、意見が分かれるから、僕はクローゼットの中に入っちゃうかなあ」⁡
私「そっかあ。頭の中で2つの意見がぶつかって、葛藤しちゃうのかもね。で、本当の自分は隠れちゃうんだね。⁡
お母さんは、そのこと知ってるの?」⁡
「どう言ったらいいか、わかんないから」⁡
私「一緒に説明してみる?」⁡
「うん」⁡
こんなやり取りのあと、⁡
お母さんに部屋に入ってきてもらいました。⁡
本人と相談して、描いた絵を見せながら、⁡
彼はゆっくりと自分の言葉でお母さんに説明していました。⁡
思春期になると、⁡
自分の中に様々な葛藤が生まれます。⁡
それは、「こうあるべき」という常識や、⁡
「こうありたい」という理想、⁡
または親御さんの声かけの言葉が、⁡
本人の中に取り込まれていることもあります。⁡
自分でも把握しきれない⁡
頭の中の声に圧倒されて、⁡
身動きがとれなくなることがあるのですね。⁡
彼は、頭の中を絵に描き、⁡
その絵と向き合うことで、⁡
自分の中にあるものを把握し、⁡
言葉にすることができたのだと思います。⁡
言葉にした時点で、ほとんどの混乱はおさまり、整い始めます。⁡
彼がポツポツと話すのを⁡
じっと聞いてきたお母さんは、⁡
少しほっとした表情になり。⁡
彼の顔にもまた安堵の色がうかがえました。⁡


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