3月15日
無事に大学を卒業した。
長かった学生生活も終わり。
17年も学生してた。
そして中学1年生から続いた音楽も、いったん終止符。トロンボーンは11年続いた。
飽き性の私にしてはとても長い。
学生生活の半分以上を音楽と共に過ごした。
新型コロナウイルスのせいで、成人式がなく振袖は着ておらず、短大の卒業式もラフな格好で出たので、今回初めて袴を着た。
なかなか可愛いじゃない
卒業式では、まさかの1人ずつ卒業証書授与。
学長から直接もらうという、何ともうちの大学らしいこと。人数が少ないのもあって、15分くらいで全員に証書が手渡された。
学長の祝辞は、いつもの学長の話って感じだった。よく見る、筆ペンで縦書きに文字が書いてあって、本みたいにめくりながら読むあの祝辞とは違い、右に左に移動したり突然ピアノを弾き始めたり、これまた何ともうちの大学らしい光景。
そんなこんなで、1時間超えの卒業式も終わり。場所を食堂に移動し、後輩たちが"卒業生を送る会"を開いてくれた。
コストコで買ったであろう軽食があったので、遠慮せずバクバク食べた。
実は式に来る前に、祖母の家でハンバーグを2人前食べてしまいそこそこ苦しかったんだけど、いざ食べ物を目の前にすると食べずにはいられず。
後輩たちが演奏してたけど、ほとんど聞いていない(笑)
その後、金管楽器専攻の後輩たちが、記念品とお花をくれた。
知ってたけどね。
遡る事1ヶ月前
私のパート部屋は合同で、トロンボーンの他にホルンの専攻生もいた。
もう多分私のことを先輩とは思っておらず、歳は上なだけのトモダチみたいな感覚で、結構容赦なく話してくれる(そういうところが好き)
「〇〇さん、卒業生へのプレゼント何がいいと思いますか?」
......私卒業生だけど...サプライズじゃないのか
「もう、何も思いつかないので決めてください」
...なるほど、そういうシステムね...
そして当日、一応サプライズっぽく渡されたけど、裏ではこんなことになっていた。
そんなトモダチみたいな後輩たち
名残惜しい気もするけど、なんかすぐ会えそうな感じがして、ほんのひとときの別れのような...
けれどやっぱり、もう毎日会うことはないんだと思うと少しだけ寂しい
私の病気が発覚した場所。
私が手術を決断した場所。
また大好きだと思える人に出会えた場所。
音楽と向き合い葛藤した場所。
そして1番病んだ場所(笑)
振り返れば、軽く精神病だったんじゃないかと思うくらいヤバかった時期も多くて、
「そういえば病院沙汰になったなー」
とか、懐かしいけど大変だった2年間。
音楽から離れる決断は、音楽が大好きだからこそ容易ではなかったし、今でも「本当に良かったのかな」って思う。
大好きな人たちから離れるし、これからは全く新しい人たち全員と「あっ、、初めましてー、、」から始まる。
1日先のことがわからなくて、不安。
だけど楽しみ
先日わざわざ占いをしに行ったのだけど、その占い師が、「今は2年3年かけてキャリアアップして、自分自身を成長させる時期」
って言ってた。
最近よくキャリアアップって聞くけど、まさか占い師からも聞くとは思わなかったな。
恋愛のことばかりに悩む時期も多かった。
私もいつかまた一緒に居たいと思える人と出会えたり、そう思ってもらえる時が来るのかな。
恋愛なんかせずに昇進して、会社の中で大きくなっちゃったりして
音楽を辞めた世界に何が待ってるんだろう。
音楽がなくても幸せになれるのかな。
新社会人になるまで後12日
ドキドキドキドキ...ワクワクワクワク....)
残りの数日、悔いなく遊びまくろうかな(笑)
これにてジストニア闘病記終了
ばんばん