年々 暑さに弱くなってきた レイと私
ルナは 元気だけれど やっぱり辛い
(あたしも) (ちょっと きゅうけい)
朝会の中で 違う方向を向いて 座る兄妹
直ぐに オヤツのラウンドに戻るけれど
(つぎ ボク) (ちょうだい)
(ほらね)
戻れば ミルクを飲んで
(きたよ)
(ここ つめたいの)
嬉しそうなレイの隣で 伏せるルナ
金属の蓋の上が 冷たくて 気持ち良い
あらら サンニンで内緒話?
お嬢ちゃんも 一人前
(あつい) (あち~)
夕散歩は 首に保冷剤を付けて
(バテた~)
(つかれた)
どうやって暑さを乗り切ろうかと いつも 思っていた
外派のリナの為に 炎天下でも出なければならないから
レイは 家で出来る
ルナは 号令掛けながらだと ベットにしてしまう
黙って見ていると トイレへ 悩ましい
忍耐だと自分に言い聞かせ それでも 怒りたくなる