30年間一緒に苦しみ悲しみ楽しさを共にしてきた友人が突然亡くなりました。
遠い所に住んで居たから、会えたのは3年前だけど毎月毎月電話で何時間も長話するくらいの悪友でした。
あまりに突然過ぎて、付いていけない。
だって、先月まで話してたじゃん。
馬鹿な話で爆笑したよな。
ただ、ただ悔しい…。
もう1人の悪友と2人急いで飛んで行きました。
寝てるような姿。起きろ起きろ会いに来たんだと言っても、返事はなく。
2人で泣きながら文句言って、なんでこんなに早く行ったの?まだ今からじゃんか、約束した夢も果たさないで何故?と2人で号泣しながら、話しました。
何か出来ることはないかと、折り紙で大好きな桔梗の花を作り、手紙を書いた。
手紙なんて…何年ぶりだろ。
こんな別れ嫌だった。今月も電話しようと思ってたんだよ。
一人娘が本当にしっかりしてて、あぁ…そこは安心かなと思った。毅然な彼女の姿に涙した。
まだ若いのに…。
親より早くいったのは親不孝者よって言ったけど、彼女は人の死を受け入れることができない。親がいなくなった時どうしようと悩んでいたから、それを見ることができなくなったのはある意味良かったのかもしれないと思った。
遠い場所に居たから、私は通夜、告別式に参加することはできなくて、次の日にはさよならしなければならなかった。地元に帰宅して、落ち着いてるな…と思ってたけど、体は正直でお腹がずっと急降下。
仕事も休んでる。まだ45歳…来月誕生日だった。
誕生日のお祝いLINEを送る事が毎年の日課だったのに…。
明日、彼女の体は無くなります。もう1人の悪友があたしの分も骨拾ってくるからと。
私はこっちでその時間に空を見るね。
周りがみたら、異常な位付き合いが深い悪友でした。
家族みたいな悪友でした。1番の悪友でした。
友達の少ない私にとって本当に大事で大切な心友でした。ただただ…私と出会ってくれて、家族ぐるみで付き合ってくれ、30年以上悪友で居てくれてありがとう。私はあなたの分まで楽しく生きるから。
ありがとう。本当にありがとう。