僕の欲望を満たしてくれ
「満たされたい」と思う瞬間がある。
理由なんてはっきりしない。
ただ、どこかが足りない気がして、落ち着かなくなる夜。
スマホをスクロールしても、音楽を流しても、なぜか埋まらない。
そんなとき、ふと思う。
誰かに満たしてほしい、と。
それは単純な寂しさなのかもしれないし、
承認されたいだけなのかもしれない。
あるいは、もっと本能的な何かかもしれない。
触れられたい。
求められたい。
ちゃんと「欲しい」と思われたい。
そういう感情は、たぶん誰の中にもある。
でも、それをそのまま言葉にするのは、少し怖い。
重いと思われるかもしれないし、軽く扱われるかもしれない。
だからみんな、うまく隠して、ちょうどいい距離でやり過ごしている。
それでも、ふとした瞬間に溢れる。
視線が絡んだときとか、距離が近づいたときとか、
何気ない一言に意味を感じてしまったとき。
「ああ、自分はちゃんと欲望を持ってるんだ」と気づく。
綺麗じゃないし、整ってもいない。
でも、それがすごく人間らしい。
満たされることだけが正解じゃないのかもしれない。
満たされないまま、それでも誰かを求めてしまうこと。
その揺れそのものが、生きてる実感に近い気もする。
だから今は、無理に消そうとは思わない。
少しだけ危うくて、少しだけ正直なこの感情を、
ちゃんと自分のものとして抱えていたい。
そしてもし、どこかで同じように揺れている誰かがいるなら。
そのときは、少しだけ近づいてみてもいいのかもしれない。
「僕の欲望を満たしてくれ」と、心の中で呟きながら。
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