前回は
「初めて描いた作品＆初めての持ち込み」についてを
お話ししましたが、、、
今回は
「アナログからデジタルへ…」
ということで、
私の「デジタル作画移行期」のお話を
させていただきます
現在、、、
スミモリは、
イラストと漫画をデジタル作画で
制作しておりますが、
昔…今から数年前までは、
「アナログ」で作画を
しておりました。
ただ、昔は、
イラストよりも漫画ばかり描いておりまして、
学生の頃は、
白紙のノートにシャーペン一本で、
落書き程度で、
オリジナル漫画を描いて楽しんでおりました。
本格的に
製図用インクと漫画ペンで
描き始めたのが、
漫画の専門学校に入る頃…
始めは、慣れないペン入れに悪戦苦闘していて、
今もヘタクソですが、
昔はもっとヘタクソだったので、
入学して半年になってもなお、
同期生(ライバル)に技術を追い抜かれてしまい、
講師の先生から
「なに言っても上達しない人」
、、、と、
苦言を言われてしまうなんてことが
ありました。。。
ただ、、、
当時、仲が良かった”親友 兼 悪友”の
励ましもあったお陰で、
道具を少し変えてみたり、
描き方を工夫したりして、
なんとか、ペン入れに慣れようと
努力し続けてみました。
それと同時に、、、
実は「デジタルイラスト」も
勉強していて、
そこで「コミックスタジオ」という
漫画制作ソフトを知り、
アナログ原稿をスキャニングして、
そのソフトで「トーン貼り」や「ベタ」などの
仕上げ作業を行いました。
また、イラストも同様でして、
紙に描いてペン入れしたものを
スキャニングして、
それを『フォトショップ』で
着彩しておりました。
まぁ…
便利なんですけれど、、、
使い続けていくうちに、
どうも違和感を感じてしまったのです。
まず、、、
アナログ原稿からスキャニングすると、
設定を誤れば、
元の原稿よりも線が太くなってしまったり、
それ以前に、、、
ペンを新調させたり、
原稿用紙を購入したりなどの
出費が発生してしまうこと、
そして、、、
紙を汚す、
理想とする線が表現できないなどといった、
スミモリ個人の
クリエイティブな面を考えたのち、
それから、
ネームや下描き、ペン入れを
「全てデジタル」で
制作することを決めました。
要は、
利便性と効率の良さを
考えたうえでの
《デジタル移行》でした。
※誤解のないようお伝えしますが、
決して「アナログ」を否定しているワケではなくて、
”私の場合、デジタルの方がやり易い”といった、
あくまで《スミモリ個人の見解》ですので、
アナログで作品を制作されております皆様、
もし、気分を悪くされましたら、
ごめんなさい・・・。
ただ、、、
移行してしばらくは、、、
やりづらかったのです
それは、、、
板タブで描いていたからなのです。
これまで、
ずっとアナログで描いていたので、
下描きが上手くいかない・・・
筆圧を調整したり、
ペンを変えてみても、
自分が描きたい”線”に
たどり着かないっ
何度試行錯誤しても
なかなか漫画が描けなくて、
辛かったですね・・・
(それは「イラスト制作」も同様で、
本当に苦労しました・・・)
(ちなみに、この時から、
「フォトショップ」「コミスタ」から
「クリップスタジオペイント」に
移行しました)
その時は、
デジタルで下描きが描けなかったので、
下描きまでは「アナログ」でやって、
複合機でスキャンして
ペン入れして描いておりました。
それをしばらくやり続けていたのですが、
正直、なにも面白くなかったのです。
下描きが上手くいかない・・・
描きたい線が見つからない・・・
あ～いっそのこと、
板タブで描くのを止めてし・・・
＼ピコーーーン
／
悶々としたなかで、
ふと閃いてしまいました。
そう・・・
液タブだ
液タブを買えばいいんだ
・・・って。
そこで私は、
「液タブ購入」へと
動き出したのでありました
(『マンガタリ』次回へ続く・・・)
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