こんにちはうっとり・・・

突然ですが
建物が建つ『敷地』というものは
避難路の確保などの理由から
4m以上幅のある道路に
2m以上接していなければならず
(都市計画、準都市計画区域に限ります)

原則として1つの敷地に1つの建物
(倉庫など母屋と切り離せない関係に
 あるものは例外もあります)
と法律で決まっているのですが

とある新築のお客さまの土地は
道路に接している部分が4m
(旗竿のような形になっています)

もともとは複数の敷地だったこともあり
敷地内に倉庫や離れなど
一番古いもので
私よりも20歳近く年上
歴史ある既存の建物が数棟あったので

敷地を接道規定ギリギリの
2mで二つに分割して
なんとか原則におさまるように
設定したのですが

今度はその分割したもうひとつの土地にある
既存の建物との距離が近くなってしまって
法律上必要とされている
『窓の大きさ』が確保できなかったので
(窓の大きさは隣地境界線との
 『距離』が関係してくるのです)

それが確保できるだけの敷地境界線の
複雑なラインをあみだしたり

敷地の周囲にある
コンクリートブロック
昭和56年に改定された法律に
合致していない段数の部分があったり

またまたこのお宅が
200平米を超えるゴージャスな新築きらきらなので
通常の申請よりも
添付しなければならない書類の種類が
多く必要だったり

さらにさらに敷地がある市町村が
既存の建物に対して
詳細な報告書を必要とするエリアだったこともあり
現在の基準法に合致していない部分の
補修・改修が必要だったりと・・・


確認申請作業が
難航しておりましたが・・・ 船


本日、無事に審査機関から
申請がおりたと
電話連絡がありました~~~
!!5 泣

受話器を握りしめ
ガッツポーズ頑張る

いや~
本当~~~に安心しました ダッシュダッシュダッシュ

豊富な知識と時間を惜しみなく
貸してくださった先輩設計士さん、

何度も通いつめる私に
迅速な対応をしてくださった
土木事務所の所員さんのおかげです~ 泣き3

これで明日から勢いを増し
お客さまの夢のマイホーム向けて
邁進するのみ!です 顔文字