通訳 | 部品一口飯三杯
畑仕事で全身バキボキな中走り回る子供達。
ミミズの赤ちゃん!と言いながら虫かごに集める。
それをコンポストへ入れてきてくれ。
でかしたぞ。
家のチャイムが鳴る。
ビィー‼︎
あ…郵便屋さんかも。日本からママゾンくるみたいだから。
走るんだ!子供達!
わかったぁー‼︎
ハロー‼︎と娘。
郵便屋さん?
ん?違う!
またか…次はなんだ…
遡る事前日。
親指タイタニックに出てきそうなおじさんが無駄にニコニコしながらなんか話す。
うーん。わし、英語わからんからなぁー…
とりあえずインスペクターとか言っててうむ。
それは大事そう。
と紙を渡された。
のでそれかしら?と出たら勧誘…
はいはい。
わかりますよ。
安いの。でもいらんだよ…
となりめんどくさいから私英語話せないのごめんねぇー
だったら英語わかる人いない?
いな…言い切る前に
私わかるわよ!
後ろにドヤ顔の娘が。すごいね。無駄にドヤ顔だねぇ?わかるのかい?
おっちゃんばぁーっと娘に話す。
わかってないな。
プランがあって安いんだと。
でもうちはいらんのだよ。
ノーセンキューがしばらく出なくてドヤ顔でノーセンキューって言ったらダメだこいつら。
みたいな顔して出て行きました。
娘が後ろで
あたし英語話せるけどあれは何言ってるかわからなかったわぁー
あたし話せるんだけどね!
すごい自信だな。
見習わなきゃ。
すごいドヤ顔だったな。
息子に自転車を教える鬼教官になったりたくましく育ってる。