巷にあるほとんどのスクールや講座では
「まずは自己紹介動画を作りましょう」
「まずはポートフォリオを作りましょう」
「まずは練習アカウントを構築しましょう」
と言われていますが、はっきり言ってまじで遠回りです。というか無駄です。
僕自身、これまで数多くの案件に携わってきましたが、自己紹介動画が良かったから案件獲得につながったことなんて一度もないです。
なんなら、僕なんて提案資料すら作ったことがないですからね。笑
提案するときは、いつも提案する方だけにカスタマイズした内容をマインドマップにまとめて提案するだけ。これだけで契約が実際に決まっています。
また、僕自身が動画編集やデザインの仕事を発注するときに
「自己紹介動画が上手いからこの人にお願いしよう」
と決めたことも1回もありませんし、LINE構築の案件を依頼するときも
「過去にこんなアカウントを制作したことがあります」
「過去に僕が作ってLINEはこれです」
とURLを送られてきても、URLすらクリックせず終わることばかりです。
多くの人は、本当に結果に直結しない無駄な行動ばかり必死にやってしまっています。
そもそも結果を出すことではなく
「なんとなく起業してる感」
「資料や自己紹介動画を作って起業している感」
「事業をしている感」
などフワッとしているものを得るためだけに自己満で制作しているだけなんじゃないでしょうか。
まだゼロ→イチすら達成していないのであれば、まずやるべきことは”仕事を獲得すること”これのみですから。
自己紹介動画を制作したり、資料を作ったり、ポートフォリオ用のアカウントを構築し始めることでは決してないです。
そんなことをしていても売上は上がりませんから。
売上が上がらないということは、事業を継続できなくなってしまったり、モチベーションも下がりますし、いいことなんて何1つありません。
これから動画編集やLINE構築をスタートする方は、ゼロからイチを最短で達成するために案件・仕事に直結する行動以外、一切しないでください。
これは恋愛でも同じです。
独身の方が「彼女がほしい」と思っているにも関わらす、いきなり筋トレや瞑想をし始めます。
はっきり言って遠回りです。
そうじゃなくて「結果(パートナーや彼女を作る)」を得るためにまず初めにやるべきことは、自分から女の子に声をかけることですから。笑
(男磨き系の「筋トレしろ」「オナ禁しろ」「瞑想しろ」などの意味の分からないチャンネルに影響を受けすぎ)
自分から声をかける、アプローチするという行動を選択しない限り、いつまで経っても自分が求めている結果を得ることはできません。
このようなことを言うと
「じゃあDM送りまくればいいんですか?」
「適当にSNSで営業文送ればいいんですか?」
と思う方もいるかもしれませんが、違います。
相手の方にカスタマイズして提案する、もしくは相手にリスクがない提案をすればいいだけです。
例えば、「この人の案件(動画やLINEなど)を担当したいな」と思うのであれば、その方にカスタマイズして提案してあげてみてください。
相手からすると「え、こんなの作ってくれたの」「こういうの作りたいと思ってた」と提案物のクオリティによっては一発で案件獲得につながる可能性が高いです。
実際に僕は、相手の方にカスタマイズして提案するので、相手の方から「いくらですか?」といきなりお金の話になったり、「もっと話を聞かせてほしい」と言われ、軽くマインドマップにまとめて提案するだけで契約につながることばかりです。
相手にカスタマイズした提案や制作物が「いいじゃん」と刺さった場合、競合と比較されることもありませんし、複雑な営業をしなくても契約できます。
また、相手にリスクがない提案をすることで仕事につなげることが可能です。
例えば、過去に僕がLINEスタンプを制作したとき、デザインを担当してくださった池谷さん(今でもデザイン関係は全て池谷さんに依頼しています)から「LINEスタンプ制作しませんか?無償でデザイン制作するので!」と提案してくださったことがきっかけでLINEスタンプを作ることになりました。
僕としても池谷さんの提案内容が嬉しかったので、
・LINEスタンプの売上
・それ以降のデザイン関係の仕事
は全て池谷さんにお渡し・依頼しています。
短期的に物事を見るのではなく、長期的に見て「この人と関わりたいな」と思う方であれば、まずは相手にリスクがない提案や価値提供をすることで、そこから思いもよらない大きさのリターンになって返ってくる場合も多いですからね。
話をまとめますが、ゼロ→イチの段階でいきなり練習動画やポートフォリオや練習アカウントを構築する必要はありません。
初っ端から案件を取るために、相手の方にカスタマイズして制作する、もしくは相手にリスクがない形で提案しましょう。
そして、一件一件提案していく中で生まれてくる制作物をまとめていけば、自然とポートフォリオと言われる実績集は出来上がっていきます。
「起業している感」「事業している風」ではなく、「結果(売上や案件)」を得たいと本気で思う方はぜひ参考にしてください!