当たり前に起きて当たり前に歩いて当たり前に過ぎてく日々の中で

当たり前だったもの当たり前に失くして当たり前じゃないことに気付く

 

突きつける未来がアスルファルトに落ちて僕の影をぼんやり照らし出してる

 

吹き荒む冬の風が肩を揺らす君の影が涙か寒さか分からない

僕らが過ごしてく日々を冬がさらってしまわぬように思い出と泣き顔を日向に置いていこう

 

君と出会う前のとても退屈な時間を

振り返って笑うストーブの前

言ってしまえば僕らのくだらない口喧嘩も

捉え方ひとつで宝物

 

思えば一瞬の出来事のようだね会えない瞬間も笑い合えるのね

 

目の前にいるようなつもりで君にLINEを送った「最近どう?」「元気かい?」返事を待つままで

通知音が鳴り響く見慣れた名前の通知だ

「あなたは?」「会いたい」会えたらいいんだけど...

 

僕らは別々の場所で幸せにやれてるのかな?「元気かい?」「元気かい?」....

 

吹き荒む冬の風が肩を揺らす君の影が涙か寒さか分からない

僕らが過ごしてる時間を冬がさらってしまわぬように思い出と泣き顔を日向に置いていこう