第1回 まえばし赤城山ヒルクライム大会(Mt.AKAGI Hill Climb 2011)その3
私の出走する第6グループは7:25に出発。
一般車を止めて公道を使用しているのでコースが広く選手が詰まる事なくスタートできました。
絹代さんも「これまでの大会の中でも特にスムーズなスタートですね。」と褒めていましたね。
計測開始地点は上細井町の交差点を少し過ぎた場所。
隊列は段々とスピードを上げ、計測器が近づいてきます。
私もペダルを踏みつける脚に力が入ります。
そしてセンサーを通過。
左の足首に着けたチップは無事に反応したようで、計測器のコンピュータから音が聴こえ、時計の針は進み出しました。
赤城山ヒルクライムのコースは、
距離20.8km。
平均勾配6.4%。
最大勾配9.4%。
標高差1313m。
スタート地点から2km位は緩斜面が続きます。
空気抵抗を嫌いロードレースのように私の後ろに他の選手がついてきます。
「廻して行きましょう!」
と先頭交代をお願いしその人の後ろへ下がります。
利害関係が一致するのでドンドンと皆が集まってきて7名程の集団になります。
緩斜面&2車線なので選手の渋滞がなく後方からでもタイムを狙う走りができる良いコースですね。(結構重要かも)
街中を走るのはとっても気持ちがイイです。
沿道には応援してくれる地元の方々が沢山!
有名な大鳥居が見えてくると斜度がきつくなってきます。
給水所になっていますが、まだまだ序盤。
休憩している選手はいませんでした。
段々とスピードも落ち小集団がバラバラに。
ここからは自分との戦い。
心拍数や脚のダルさ呼吸の乱れに注意を払いながらドンドンと進む。
アップを入念にしたので、脚がよく回る。心拍数も上がり過ぎる事はなく調子は良さそうです。
5.6km地点畜産試験場交差点(第1関門)が近づいてきました。
辺りの景色は街中の雰囲気から一変して、緑が多くなってきました。
斜度は5%位だろうか?
まだまだ普通に脚が回る感じ。
8.9km、赤城山観光案内所(旧料金所)。
ここはちょっとだけ平坦になります。
ボトルに手を伸ばし水分補給。
高強度の運動中は、身体の塩分が抜けやすく脚が攣ってしまう原因になるので、クエン酸を溶かしたスペシャルドリンクをグビグビと。
飲むと呼吸が乱れるのでちょっとキツい…。
上手な飲み方ってあるのだろうか…。
いつもそんな事を考える。
ここから本格的な山岳地帯に入ります。
ヒルクライム本番って感じです。
その4へ続く。