先生
あれは正しかったの?
なんて思うこと、ありません?
正しいも間違いもなく、その時その時、各人が最善と思うことを選択し行動して来た、のだとしても。
納得できないこと
思い出すたび只々辛いだけのこと
いっぱいあるよね。
先日、そういう昭和あるあるみたいなやつを見る機会があって、ブルマが嫌だったりプールで目を洗うのがあまり良くないらしいとか、自分もリアルタイムに経験して来たことの数々。
その中でいつも、見るたび辛いのが『給食』。
私は食べるのが遅かったし、苦手なものも多かった。
当時私が通う小学校では、前後左右の5人程度で机を向かい合わせたりくっつけたりしてグループを作って食べていた。
どの学校もどのクラスもそうだったのかは不明だけれど、私のクラスは連帯責任制。
グループの全員が食べ終わって片付けが終わると遊びに行けるシステムだ。
給食が終われば春休みで、校庭で遊ぶことを楽しみにしている子も多い。
で、食べるのが遅い私は毎日ビリどころか昼休みが終わる頃になっても食べ終わらず、私と同じグループの子たちはいつも、私のせいで遊びに行けないと私を指差し責めた。
今はアレルギーの子も多く、除去食が選べたり、自分で食べられる分だけを取り分けられるようになっていて、その点だいぶ改善されているらしいけど、当時は残すことが許されない。
どんなに時間がかかろうとも、掃除が始まろうとも、担任が諦めて『もういい、下げなさい』とでも言わない限り全部食べ切るしかなかったのだ。
そんなことが毎日毎日繰り返され、給食の時間が苦痛でしかなかった私に、ある日、担任が告げた。
『そんなに遅いなら、明日からお前は給食を食べなくていい。食べるな。お母さんに言って弁当を持って来なさい。』
うわ
思い出しただけでもう泣きそうになる。
…この話、長くなりそうなので続きはまた後で書こう。