美味しすぎた(´∀`*) | 月の灯火

月の灯火

宮城県仙台市
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昨日、「お彼岸だからおこわを作りました。いつかとりきてください」と母からメールが来た。


いつかって。
三年後に取りに行ったらもう、形も無くなってるべ(笑)


って事で今日、仕事から帰って野郎ども3人にワラワラとご飯出して、そっからひとり実家へ。


待ってるんだろうな。
なんかそんな気がしたから。


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母のおこわは昔と変わらず、本当に美味しい。これと切り干し大根の煮物をご馳走になり。

多分このメニューは、私が最後の晩餐に選ぶツートップ(笑)

ヤバいよ。
美味すぎ(*☻-☻*)


母の顔や体は前回会った時よりも少しスッキリとしていて、会話も心なしか明るい話が多かったように思う。

しょーもない話題も私のせいでだいぶ多かったけど(笑)


声帯はまだ戻らないけれど、一人暮らしになって早7年。帰って来れば誰と喋るでもないという生活が続いていた事も多少なりとも影響しているとの事で、そこは私も何だか納得し反省もした。


多分もっと、まだ、できる事あるよな。

そんな風に感じた今夜の出来事。


帰り道、突然のように家族に感謝の思いが溢れて。

もう何も、望むことなどないように思えた。
だって目の前に、この手の中に、全てがある。


あるじゃないか。


何もないように見えて、足りないものなどひとつもなくて、全てがここにある。


ただ、ここに穏やかに在り続けている。




ひたひたと、何かが静かに心を満たして行く。





家に着いたのは9時半前で、玄関の鍵は開いていたけれど真っ暗なのに若干驚いた。

いつもなら皆んな寝静まるのはもっとずっと遅い時間なのに、9時過ぎに真っ暗だなんて。

私が家を空けたから?
晩御飯テキトーだった?
なんかわかんないけど、私みんなに悪いことしたのかな。



なんて一瞬にして色々と自分を責め立てるような思いを巡らせたけれど、実際本当に眠ってしまっていたのは長男だけで、旦那と次男はそれぞれの寝床で真っ暗な中起きていた。


玄関から続く廊下へ、暗い中から次男が出迎えに来てくれた。



ばあちゃん大丈夫だったよ。
アベルも大丈夫だったよ。


そう伝えると次男はパッと表情を輝かせ、11歳なりに心に秘める思いを、私もその場で共に感じる気がした。

 

洗い物が済んでいた。
行く前に子供達に、出来れば2人で協力して洗って貰えたら助かるなと、そう言って出かけた私。

帰宅し、暗い中から出迎えに来てくれた次男から「さんにんで洗ったんだよー」と聞いた。



さんにん。
オトコさんにん。


二度と洗い物はいないと宣言した若い時分の誓いを忠実に守り続けている旦那も、洗い物に協力してくれたってことなんだね。



意外すぎて泣いちゃうから(笑)



皆んなが寝静まり、私は眠くないので、三度目のヘナに挑む真夜中。


待ち時間はフツーのヘアカラーと違って長め。時間見てるうちに、どうにも母のおこわをもう一度食べたくなってしまった。


ちょっとだけ…
のつもりが、結構なつまみ食い(笑)
夜中だってのに。

美味しすぎる罪(´∀`*)