餓死 | 月の灯火

月の灯火

宮城県仙台市
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気がつけば息も絶え絶え、もう今にも死にそうだ。
でもまだ辛うじて生きている。


私は慌てて、謝罪とともに食べ物を与える。


もう二度と忘れたりしないからと誓う。


そしてそれはまた、繰り返される。


気がつけば今にも死んでしまいそうな小さな命が私に食べ物を無言で求める…
また私は繰り返すのか、同じ過ちを。


私は何度も同じ過ちを犯し、
小さな命は何度も死にかける。


そんな夢を一体どれくらいの間、見続けただろう。
いつもいつも同じ夢だ。

どこもひとつも何も違わない、全く同じ夢が繰り返される。



ガバっと飛び起きて、夢だと知る。

体中の冷や汗。

蘇る罪の意識。

だから思っていた。

私は絶対に、許されることはない。

一生許されないんだ。

あの子たちは私を虹の橋で待っていてはくれないだろう。

ごめんね、ごめんね・・・

一生この罪を背負って生きるからね。

そう思ってここまで生きてきた。




ここ数年、そういえばこの夢を見ていない。






昨日のヒーリングで知ったこと。


私の上にいる

いわゆる「高次元の存在」は


色々いてくれるんだけど、

昨日ヒーリングを手伝ってくれたのは何故か「鳥」であると。

たくさんの鳥がいるけれど、リーダーのような目立つ鳥がいると。



特徴を聞いた。




夢の、あの夢の、あの子…




詳しく聞いたら

「あれは身代わりだった」と。

「だからもう、責めないで」と。



泣いた。

許されないことなんてなくて

許されるどころか

全然私を責めてなんていなくて


ただ私が

ずっと許されない

ずっと背負って生きていこう

償う方法もわからない・・・

ただ、私のせいで死んだのだ

私が殺してしまったのだと

全て私が悪いんだと

私のところにさえ来なければ

もっと幸せな一生を送れたのかもしれないのに

私のところに来たばっかりに


何もかも私が悪い

私のせい

最低最悪の人間だ、私

なんで私なんか生まれて来たんだろうか

こんなにも酷い人間で

こんなにも価値が無いのに

死んでしまえばいい、私なんて

生きている価値もない・・・



そういう中に、自分の意志で留まっていただけなのか。




もうあの夢を見ることは無いのかもしれない。




私は森を探すよ。

愛しいきみたちに逢える森を探す。



また会おう、今度は森で。