おはようございます、蓮です。


ふと思ったことなんですけど書こうと思います。


なんか、病気になってからずーっと普通の人生を送りたかったなって。


俺に診断が下ったのは3年前。


その前から前兆は見られてたものの、その診断が下った時から俺の人生、性格は変わっていった。


暴力的になり、誰彼構わず罵詈雑言を浴びせ、俺に良くしてくれてた人間でさえ突き放してきた。


元々自分のためにと使える法律を独学で勉強してたこともあって、躁状態になるとそれも含めて頭の回転が異常に早くなる。


そして相手の心が折れるまで徹底的にしつこく追い込む。


そりゃ母親からも
「あんた、変わったね」
って言われるわな。


5〜6年前、26、7歳くらいの時までは普通に女好きで色んな女と遊んできたし性欲もあった、食欲もあった、寝たい時に寝れた。


それが今じゃ極度の女性不信に陥り、性欲も皆無、食欲も皆無、睡眠は眠剤がないと寝られない体になった。


人間って脆いな。
ちょっと心が折れただけでこんなにも前の自分とは全く違う自分になる。


と、同時に恐ろしいとも思った。


精神持ちは人それぞれどうやって生きていこうか、どうやって治していこうかって毎日毎日がしんどい中ちゃんと考えてるのに対し、健常者はそれを全く理解できない。
というか理解しようとしない。


俺なりの解釈だけど、それはあくまで"普通の人間"だから。


ごく一般的な人間に精神持ちの気持ちなんて分かるわけない。
それは俺の経験上一番身に染みてる。


だけど矛盾が起こるんだよなぁ。


普通の人間になって普通の暮らしがしたいなって。


ただそれだけのことなのに、目の前の厚くてデカいその壁を乗り越えるのに必死になってる。


どれだけよじ登っても数ミリくらいしか登れてないような感覚。


病気になって今まで色んなことをたった独りでやってきた。
誰の手も借りずに。


だけど限界があるって分かった。


こんな体じゃまともに働けない、だからお金がほとんどない。


家族から金を借り、友人から金を借り、先輩から金を借り、どんどん自分の首を締めていった。


それでも返済はきちんとしたいから頑張ってきた。


財布に10円しかないことなんてザラにあった。


俺は破産もしてるから金融機関から金も借りれないし何かのローンだって組めない。


そしてそこまでやってきたけど、とうとう限界が来た。


俺が一番頼りたくなくなかった生活保護。


拍子抜けするくらいあっさり審査が通った。


でも良かった点もある。


俺はそれぞれ別々な病院を月に4軒ほど行ってた。


月に換算すると約25000円くらい。


これが一番財布にダメージを与えてた。


行かなきゃいけない、でもお金がない。


でも保護を受けて病院代、薬代、入院代、手術代が全部タダになった。


すごく助けられた。


結果的に受けて良かったと思うけど、それでも普通の人間になって普通の生活はしていきたいなとは今も思ってる。


こんなことをふと思ったので書き残しました。


最後まで見てくれた方、ありがとうございました。