呼吸が浅くなると、
身体は静かに緊張していく。

 

だから女性の巡りを整えながら、
本来の感覚へ戻る時間を大切にしています。

 

 

みなさんこんばんは。
肉体調律師で背中の救世主「デトリム®︎」の創始者

髙伊絵捺(タカイエナ)です。

 

 

前回の第1話では、頭のブレーキが身体を硬くしてしまうお話をしました。 

 

 

今回はさらに一歩踏み込んで、

**「過去に負った心の傷や恐怖が、お肌のトラブルとして現れてしまうケース」**

についてお話しします。 

 

 

 

明るく振る舞う人の奥にある「絶対に人を入れない壁」

 

 

私のサロンに長く通ってくださる大人の女性のお客様がいました。

 

 

普段の人間関係ではとても明るく、気遣いがあり、誰とでも親しく接することができる素敵な方。

 

 

 

けれど、プライベートなこと(例えば年齢や、ご自身の深いお話など)になると、どこか頑なにシャットアウトされる空気感がありました。 

 

 

 

 

 

エステの時間は「気持ちいい」ととても気に入ってくださっていたのですが、

いつもお肌のトーンがいつもどこかくすんでいて、

手触りもカサカサとした「鮫肌」のよう。

どれだけ保湿をしても、丁寧にお手入れをしても、次にご来店の時には、

お肌の血色が悪くなっているのがずっと気になっていたのです。 

 

 

 

そんなある日の施術中、その方がふと、過去の深いお話を打ち明けてくださいました。 

 

それは、過去に信頼していた人から執着され、自分の安全やプライベートな境界線を激しく踏みにじられるような、とても怖い経験(ストーカー被害など)をされたという告白でした。 

 

 

 

 

恐怖と戦い続ける細胞は、栄養を受け取れない

 

そのお話を聞いたとき、私はすべてが繋がった気がしました。 

 

ご本人は「もう過去のこと」と思っていても、

心と脳は「また同じように怖い目に遭うかもしれない」

「人を信じたら命の危険がある」と、

何年経っても無意識に警戒を続けていたのです。 

 

 

 

人間は、恐怖や不安を感じているとき、常に「戦うか逃げるか」の戦闘モード(交感神経の過緊張)になります。

 

するとどうなるかというと、

全身の末梢血管がギュッと縮まり、お肌の表面にまったく血液(酸素や栄養)が行き届かなくなってしまうのです。 

 

 

お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)も、心身が「100%安全だ」とリラックスしている時にしか正常に働きません。

 

常に心が警戒の壁を張っていると、お肌の細胞は乾き、生まれ変わりを止め、

結果として「くすみ」や「鮫肌」のようなサインとして現れてしまいます。 

 

 

表面のスキンケアだけでは限界があった理由、

それはお肌の内側にある「心の恐怖」が細胞を縛り付けていたからでした。 

 

 

 

 

サロンは、あなたが100%安全でいられる場所

 

絶対に人には話さないと決めていたかもしれない過去を、

そのお客様が私に打ち明けてくださったとき、私は胸が熱くなりました。 

 

 

肌を触れさせるエステという時間は、

彼女にとって、最初はものすごく勇気がいることだったはずです。

 

 

それでも通い続けてくださるうちに、私の手の温もりやサロンの空間を通して、脳が「あぁ、ここは100%安全な場所なんだ」

「この人の前では警戒しなくていいんだ」と

本能で理解してくれたのだと思います。 

 

心を絶対に開かないと決めていた人が、自分の弱さや傷を外に出せたとき。

 

お肌の細胞の緊張も、そこから少しずつ、確実にほぐれ始めていきます。 

 

 

エステは、単に見た目を綺麗にする場所ではありません。

 

過去の傷を背負って、今も一生懸命に生きているあなたの「心」を

シェルターのように守り、優しく溶かしていく場所です。 

 

 

もし、あなたにも誰にも言えない傷や、いつも張り詰めている緊張があるなら、いつでもお気軽にお話しにきてくださいね。