呼吸が浅くなると、
身体は静かに緊張していく。
巡りを整えながら、
本来の感覚へ戻る時間を大切にしています。
先日、
日曜日の朝にバナナを1本食べてから、
月曜日の夜まで約36時間、水しか飲んでいませんでした。
でも、不思議なくらい平気だったのです。
昔なら、
「何か食べたい」
「お腹が空いた」
そう感じていたはずなのに。
最近、
こういう方が本当に増えています。
「食べられない」ではなく、
“空腹を感じない”。
忙しいからかな。
年齢かな。
胃が小さくなったのかな。
そう思っている方も多いのですが、
身体は、
ずっと緊張状態が続くと、
“食べること”よりも、
“生き延びること”を優先し始めます。
呼吸が浅い。
頭が休まらない。
背中がずっと硬い。
考え事が止まらない。
常に気を張っている。
そんな状態が続くと、
自律神経は、
休息よりも「戦うモード」に偏っていきます。
すると、
胃腸の働きが落ち、
空腹感そのものが鈍くなることがあります。
施術をしていても、
「そういえば、お腹空かないんです」
とおっしゃる方は、
背中やみぞおちが硬く、
呼吸が浅いことが本当に多いのです。
特に女性は、
家族のこと。
仕事のこと。
周囲への気遣い。
更年期による変化。
さまざまなものを抱えながら、
“普通に生活しているように見えて”
身体だけが静かに疲弊していることがあります。
だから私は、
「ちゃんとお腹が空く」
という感覚は、
実はとても大切な回復力だと思っています。
しっかり眠れること。
深く呼吸できること。
自然に空腹を感じられること。
それは、
身体が「安心している」サインなのかもしれません。
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