終章昨日のキスの後、また俺と清美は付き合った。それからずっと付き合っている。――――60歳。3人の子供に恵まれ、幸せに暮らした。結局、清美の記憶は戻らなかったけど、愛は消えなかった。……たとえ記憶がなくなったって。本当に愛しあっていたなら、何があっても離れられないものだと思う。だから俺はずっと清美の手を取りキスをする。そして……。毎日言ってるんだ。心から、「愛してる」って。