「勝てた……ね」
織江が床に座り込む。
「どうやって帰るのかな」
僕が聞く。
すると世界が真っ白に輝いた。
何か、固いものに座っている感触がある――――。
僕は目を開けた。
「えっ……」
目の前には、真っ白な壁と、学校の先生、友達達がいた。
教室の黒板を見ると、
『合格おめでとう』
と書いてあった。
「なにこれ……」
織江が呟く。
すると先生が満面の笑みを浮かべて言う。
「おめでとう、君達は二年昇格試験に合格したんだ」
まだ僕達がポカンとしていると友達が口々に言いだした。
「だから、創作の神とか、ダージャとかは、魔法で造り出したものなの」
「アホかよ……」
「おかえり、おめでとう」
「「「偽物だったの!?」」」
僕と織江、海羅の息が揃う。
すると教室は大爆笑に包まれた。
まぁ、でも良いか。
あの旅、楽しかった。
二年生にもなれるし。
そう思いながら、友達達と大爆笑の輪に加わった。
~end~