こんにちは、船ヶ山です。
何かを行う際に色々な人に
「意見」を求める人がいます。
が、
それは時として時間を無駄にする
どころか破滅の人生を招いてしまう
ことがあります。
それは、なぜかというと、
彼らが言う発言の大半は、個人的な
意見が多く、必ずしも人生を良い方向に
シフトするアドバイスではないからです。
一方、「アドバイス」は違います。
経験を元にアドバイスをくれているため
時間をショートカットすることができます。
ただ、
ここを明確に分け考えておかなければ
上手くいくビジネスも成功どころか
失敗への架け橋を知らぬ間に他人に
よってかけられる羽目となるのです。
ここでのポイントは、
「自分が望んでいないにも拘らず
他人によって知らぬ間にかけられる」
ということです。
これは、非常に恐ろしいことです。
なぜなら先ほども言ったように、
「アドバイスと意見は違う」からです。
ではなぜ、成功または経験していない
人の意見は破滅を招くのか?
「それって大げさでしょ」
とあなたは思うかもしれませんが、
そういう人こそ注意が必要です。
なぜなら、
経験していない人の意見は
参考にならず
「混乱を巻き起こす」
根源的要素となるからです。
その証拠に、
先日もこんなことがありました。
ある女性起業家と会話していたとき
のことです。
この方は独立起業を目指し、
様々な成功している起業家や社長さんに
アポを取り意見をもらうことにしました。
もちろん、これだけを見ると、
成功している起業家や社長さんなので
一見、問題なさそうに見えるのですが
その中の会話に「爆弾」があったのです。
それは、
彼らが経験してないことに対して
意見をしていることに、気付けて
いなかったのです。
詳しくお話します。
この方が考えていたビジネスは
「シニア向けの職業斡旋業」です。
ここまでは元気なシニアが増えている
現状を見てもいいとろこに視点を
向けた印象を受けます。
が、
ここからバカな社長の安易な一言で
とんでもない方向へと向かう羽目と
なるのです。
ちなみに、
その方が考えたビジネスモデルを
先にご紹介すると、
この方が考えたビジネスモデルは
シニアの労働環境を確保するために
元の会社が辞めた人の給料を負担
できないかと考えたのです。
これだけを見ると、
あなたは、意味不明だと思います。
なぜなら、
「通常は、雇用する会社が
給料を支払うのは当然でしょ」
と考えるのが一般的な考えです。
しかし、
シルバー人材センターなどを見ても
補助金が運営を支えているため
とても民間企業だけでやっていける
ビジネスではないと考えたからです。
そこで、この人は、
「その負担部分を補助金ではなく
元いた会社が負担したらいいのでは?」
と考えたのです。
これだけ見ると、ちょっと強引な
アイデアのように見えます。
が、
それを含め確認するために大手企業に
務める社長の意見を聞いたのです。
そこで社長の口から出た答えが、
「いいアイデアですね。払いますよ」
という意外な答えだったのです。
ただ、ここからが問題です。
それが、意見なのか?
それとも、アドバイスなのか?
ということです。
男性は特に女性にこのような質問を
されると本心ではないカッコつけ用の
答えを言ってしまうということです。
ここが経験のない人の意見を聞く
怖いとことです。
賢いあなたはもう気付いている
と思いますが、
今回の話は、どう考えても、
なぜ、辞めた「あと」の人の給料を
他人の会社のために、自分が負担
しなければいけないのか?
と疑問に感じるはずです。
普通に考えてありえません。
もちろん社会貢献的な意味合いや
世間に対する印象を上げるという
目的で、この社長は答えたのかも
しれませんが、
そんな辞めたあとの人の給料まで
面倒みていたら
競合他社との競争に立ち行かなく
なります。
これが終身雇用があった時代であれば
このような制度があっても不思議では
ありません。
が、
今は大手企業ですら倒産する時代です。
そんな辞めたあとの人の給料など
支払う余裕がある会社などありません。
ただ、このように言うと、
「1社ぐらいはいるのでは?」
という人もいるかもしれないので
半歩ゆずったとしても
ビジネスは、1人だけお客がいても
意味がないのです。
なぜなら、
市場とは、「お客様×競合他社」の数
のことを示します。
ということは、
現時点において、このアイデアを
行っている競合他社がないとしたら
それは、
言い換えると「市場がない」という
ことです。
ということは、
このアイデアは、ビジネスとは呼べず
趣味になる可能性が大だということです。
しかし、
このように、やってもないことに対して
無責任な意見をする人がいると誤解しても
仕方ありませんが、
そこで失敗しても、その人はあなたの
人生の責任を取ってはくれないという
ことです。
ですので、
意見とアドバイスをきちんと見極め
本人がこれまで経験してきたことなのか
それとも、カッコつけだけで言っている
ことなのかを厳しくジャッジするように
してください。
なぜなら、
最後に傷つくのは、あなただからです。
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