ヴィキラックス52日目（あと32日）：肝線維化と脾臓肥大と血小板減少の関係

肝線維化の進行は、血小板の数が指標になります

では、どうしてそうなるのかというのを整理してみました。


１ウイルスに感染した肝細胞が破壊される（肝炎）
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２壊れた後は、コラーゲン繊維により埋められる（肝線維化）
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３肝内の血液の流れが悪くなる
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４門脈（脾臓・胃・小腸などから肝臓に向かう血管）の圧が高くなる
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５脾静脈の圧が高くなる
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６脾臓のうっ血が起こる
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７脾臓が肥大する（脾腫）
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８脾臓に血小板が取り込まれる（脾機能亢進症・門脈亢進症）
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９血中での血小板数が低下する


さらに


１ウイルスに感染した肝細胞が破壊される（肝炎）
　↓
２壊れた後は、コラーゲン繊維により埋められる（肝線維化）
　↓
３肝機能が低下する
　↓
４トロンボポエチン（血小板の産生を促進する物質）が減少する
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５血中での血小板数が低下する


このダブル効果によって、血小板数が低下するのです

ちなみに、脾臓は血小板の貯蔵庫であり、血小板の1/3を貯蔵しているそうです。