サン=ローランとベルジュのコレクション
のひとつサー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ(Sir Edward Coley Burne-Jon)のタペストリー 「L'adoration des mages」(東方三博士の礼拝) はオルセー美術館に寄付されることになった。
フランシス ゴヤがルーブル、そのほかの作品は国立の美術館に寄付。フランスのクリスティーヌ・アルバネル文化大臣は「世界的な成功と歴史的な記録」とコメント。
今年の6月に「天才デザイナーの肖像 イブ・サンローラン」が放映。ピカソ、ブラック、ゴヤ、モンドリアンなどの絵画からモチーフを創造するという。
あれだけのオークションに出品したのは、好きなものに囲まれるだけではなく、常にそこからインスピレーションを得ていたのかもしれない。
TVでは「ゴッホのアイリスの絵は、19世紀のアンティークビーズ等を25万個使用し、500時間の手作業をかける。」と刺繍工房ルサージュの主人は言う。
そこまでモチーフやマテリアルに徹底したサン=ローランだが、フランス革命前のパリも、そして英国も、宮廷用のドレスにはそこまでの手作業と細かい刺繍などを費やしたらしいから、伝統的手法を選び、手間ひまかけることを重要と考えていたのかもしれない。
だが、いち早く大量生産のプレタポルテに踏み切ったのもサン=ローランだった気がするが。
とにかく、このバーン=ジョーンズの手の込んだタペストリーもそうしたインスピレーションに用いたのだろう。
手前の作品は 「Roman marble torso of Mercury (マーキュリーの大理石)」
さて、この放映に高田賢三氏のインタビューがあった。6月に賢三氏もオークション を開催。新しいページをめくるためだというが。
このサン=ローランの出演で何か感じたのかな。
サンローランのオークション「サンローランのコレクション ジェームズ・アンソール(James Ensor) 」もどうぞ。


