'St. Michael overcoming Satan' イグナーツ・ギュンター
イグナーツ・ギュンターは、日本では、マイナー? 女性が好きなエンジェルなんかもあるのだが。
ロココ調の彫刻。ヨハン・バプティスト・シュトラウプの門下で、教会、礼拝堂なんかに多くある。祭壇の装飾や彫像を手がけていたようだ。
さて、ベルリンのボーデ博物館 が蘇ったようだ。第二次大戦による損傷も癒えて、ビザンチン美術や中世、イタリア・ゴシック、初期ルネサンスの彫刻作品が時代ごとに並ぶ。
右二番目は'St. Michael overcoming Satan' (around 1755/60) であるからして、「大天使 ミカエル」だ。堕天使ルシフェルの双子の弟でもある。サタンを下に、剣を振り下ろそうとばかりの勢いであるが、なんだかサタンは、昼寝でもしているようにも見える。
結構、この彫像は人気があるらしく、レプリカもあって購入することができるらしい。ドイツ語で「イマキュレータ」(確か・・・)という作品も、この人にあるが、蛇が絡む惑星(地球?)の上にたつのは、花を右手に持つ女性で、彼女のマントには、子供が隠れるように、顔を覗かせているという彫像。
「ベルリンの至宝展」でも、ボーデ博物館を含む、世界遺産・ベルリン博物館島の所蔵品が公開された。それでも、イグナーツ・ギュンターの名は聞こえない。結構面白いんだけどね。
ほかには、彫刻家ヨハン・グレゴール・ヴァン・ダ・シャートのヴィリバルト・イムホフ夫妻の半身像 や、アントン=グラフとエマニュエル・バルドーのダニエル・ニコラウス・ホドヴィエツキの肖像画と彫像 が、並んで展示されている。